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継続的な事業運営に必要!うまくいっている人が行う3つの共通点とは?(後編)

はじめに

こんにちわ!

パーソナルストレッチを専門としたプライベートサロンを運営している代表のたかはしです。

今後、独立・開業をしたい方向けの内容になります。(トレーナー・セラピスト・整体師など)

今回も引き続き【継続的に事業を運営している人の共通点】というテーマです。

本日はこのテーマ最後になります。

最後の3つ目は【うまくいっている人は技術や専門性を最重要視していない。】です。

おや?

技術や専門性が最重要ではない?

独立や開業をする際は技術や専門性が一番重要ではないのか?

真逆と思われるこのポイントを解説していきましょう。

このポイントは独立・開業を考えていて事業を継続させたい方にはとても重要です。

僕自身が長年お世話になっている美容師さんを例になるべく分かりやすくお伝えできればとおもっています。

お付き合いいただければ幸いです。

もう1点、技術や専門的な知識などが必要ないというわけではないので、あらかじめお間違えのないようにお願いします。

あくまでも、一番重要ではないということです。

さっそくですが、あなたは何かサービスを継続的に受ける時、何を重要視しているでしょうか?

継続的という点に注目して考えてみてください。

何となく考えていただくだけでかまいません。

ここからは僕が継続的に担当してもらっている美容師さんの話をさせてください。

なぜ場所が変わっても同じ美容師さんについていくのか?

~ここから経験談~

僕は月1で美容院へいきます。

この美容師さんには6年くらい担当してもらっています。

同じ美容室に通っていたら、こんな事もあるかもしれません。

しかし、担当の美容師さんは約6年間で4回ほど会社や所属先を変えています。

一番最初に担当してもらった時は家からスケボーで5分くらいのところでした。(当時の移動手段がスケボーだったため)

その後、半年くらいのところで僕の家から電車を使い1時間くらいかかる場所へ移動となります。

僕は時間が掛かるとはいえ、そこまで通いました。

さらに、すぐ店舗が変わり70分くらい掛かる場所になりましたが、ぼくは変わらずついていきます。

そして、美容師さんは1年くらいでその会社を突然やめて、一旦所属がなくなってしまいました。

その間、別の美容室を点々とします。

数か月後、新しい店舗がきまったということで連絡があり、またお願いすることになります。

今度は家から電車を使い40分ほどのところでした。

美容室の雰囲気は場所によって変わります。

ちなみに、美容師さんは僕より3つほど上の男性で僕は女性が好きなので下心でついていっているわけではなという事をここで説明させてください。

そして、そのお店も半年くらいで変わり、またもや場所が変わりました。

それでも僕はついていきます。

次のお店は電車を使い20分ほどの場所です。

近くなってくるのは良いですが、何回変わってもついていくのには何かあります。

そして、現在の所属先は2年以上といままで一番長いです。

働き方もベストらしいので今回の所属先は長くなると思われます。

人間性が良く相性が良いからお願いする。

さて、こんなに場所が変わっているにも関わらず、なぜ6年間も担当してもらっているのでしょうか?

お店自体の雰囲気はどこも様々でした。

この美容師さんはノリも軽く、見た目はちょっとチャラさがあります。

ただ、長い付き合いになっても慣れ合うことなくお客さんとしての扱いは常に忘れません。

もちろん雑談も沢山します。

普通、慣れてくると友達のような感覚になってしまい、ふとした質問が地雷だったようなこともあるでしょう。

しかし、この美容師さんは気さくな感じは変わらず、絶妙な雑談内容をいれてきます。

そして、僕が何かのテーマについて話すと「その話しても大丈夫だったんですね笑」と言われる事も、しばしば。

つまり、この発言からも話す内容に関して意識しているという事がわかります。

もちろん、この美容師さんは10年くらいの歴なので僕が提示した要望も、それなりに叶えてくれます。

とはいえ、毎回思い通りのカラーやカットになるとは限りません。

この際は次の来店時に1か月の報告として「前回、トップの部分短くてセットしにくかったです」というと、ごまかそうとせず、「すみません汗今日は微調整しながら随時聞いていきますね!」と声をかけてくれます。

こういった、思いやりの気持ちは仕事だけではできません。

いわゆる、人間性というものです。

場所も何度も変わりながらも長い年数を継続的にお願いしているのは、「人」という部分が大きいということになります。

冒頭の質問を思い出してみましょう!

この経験談を読んでいてお気づきの方はいると思いますが、技術が良いとか知識が豊富だからという話は一切なかったはずです。

それでは冒頭の「あなたが何かサービスを継続的に受ける時、何を重要視しているでしょうか?」ということを思い出してみましょう。

サービスを受ける時、もしくはサービスを購入するとき、技術や専門性や知識が優れていようが、「満足したけど、この人はもういいかな…」「商品説明もスラスラしていて分かりやすいけど、何かこの人からは買いたくないな…」と思うことがあるはずです。

逆に技術や専門性は並み程度だが、「とても一生懸命で居心地の良い環境を作ろうとしてくれて、よくなったところは共に喜んで、出来なかったところは素直に謝る」「ゆっくりだが、目の前にいるお客さんをイメージして商品を説明してくれたり、試行錯誤をしてくれる」などのほうが、何か頑張ってくれているし、この人にお願いしようかなとなると思います。

このように自分がお客さんの立場で考えるとお客さんは専門性や技術を最重要視していないことがわかります。

自分が身を置いている業界にいると専門性や技術でしか周りと比較するものがありません。

なので、どうしてもお客さん目線を忘れがちになります。

お客さん側が技術や専門性を最重要視すれば切りがありません。

どの業界にも上を目指せば切りがないということです。

ただ、サービスを利用してくれる方は誰でしょうか?

あくまでもお客さんです。

極端な話、お客さんが良いと思えば良いというわけになります。

あなたの技術や知識が業界の中で並みだろうとお客さんには関係ありません。

お客さんが良いと思ったからあなたを選んだのです。

それ以上でもそれ以下でもありません。

もう結果がでているわけです。

なので、専門性を重視して運営をするのではなく、経営者としての部分も重要視する必要があります。

いままでの、技術や専門性が長けてきたら独立・開業するという思考から、経営者になって事業を継続しなくてはいけないという思考も持つ事が重要です。

とはいえ、どちらも重要事項になるので技術・専門性、経営面(お客さん対応)をバランスよく考えていきましょう。

つまり、経営者としてという顔とプレーヤー(職人)としての顔を持つということです。

そういった意味で「技術や専門性を最重要視していない。」という事を3つ目にあげさせてもらいました。

終わりに

今回は【継続的に事業を運営している人の共通点】というテーマを3回にわけてお伝えしました。

①うまくいっている人は前の所属先からお客さんを連れてくる。

②うまくいっている人は再来店してもらえる仕組みがある。

③うまくいっている人は技術や専門性を最重要視していない。

①は事前準備。

②は開業序盤。

最後の③は事業とは?でした。

他にもうまくいく共通点や重要事項はありますが、まずは僕も含めてこちらから意識していくので良いとおもわれます。

独立・開業を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。

共に頑張りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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