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プライベートサロンをオープンしたらどのくらい開業資金がかかるのか?~賃貸マンション型編~
はじめに
こんにちわ!
パーソナルストレッチを専門としたプライベートサロンを運営しているたかはしです。
今後、独立・開業をしたい方向けの内容になります。(主にパーソナルトレーナー・セラピスト・整体師など)
今回は【プライベートサロンを開業する場合、開業資金はどのくらいかかるのか?】がテーマです。
店舗型で独立・開業をする時に資金はどのくらいかかるのかという事が気になるところだと思います。
なので、今回は僕の実体験を含めた開業の例をご紹介していきます。
不動産の初期契約金はどのくらいかかるのか?
まず、初期投資で一番費用がかかるのが不動産の契約です。
つまり、店舗を借りる際の初期費用ということになります。
以前、「1人~2人で開業する場合は賃貸マンション型で始めましょう!」という内容で記事を書きました。(『サロンを開業!賃貸マンション型で行う3つのメリットとは?~運営・メンタル・お金~』)
なので、賃貸マンション型のサロンということでお伝えしていきます。
それでは僕のサロンを例にみていきましょう。
敷金66000円
礼金75000円
初月家賃88000円
次月家賃88800円
火災保険料27000円
仲介手数料82500円
鍵交換費16500円
保証会社契約金88000円
計531000円です。
ざっとこんな感じです。
一見、高いかなと思われますが既に次月分の家賃が含まれていたり、敷金は綺麗に使っていたりすれば多少なりとも返ってくる可能性があるので、そこまで高い金額ではないでしょう。
ただ、地域によって敷金(保証金)が数か月分となったりして初期費用があがる場合もあります。
そのため、開業しようと思っている地域の相場を調べたり、実際に契約をしないにしても、地域の不動産屋さんに見積もりを出してもらったりして相場の把握をしておきましょう。
ちなみに、商業施設などに入っているテナントを借りる場合は坪面積が狭くても保証金が1年分などと高く、低く見積もっても200万~300万円ほどかかると思われます。
それに事業実績がないと審査に通らないということもあるので開業資金を抑えたいということも考えれば、最初は賃貸マンション型での開業がオススメです。
話を戻しましょう。
不動産契約が約50万円でした。
店内の内装費用はどれくらい?
それでは、内装費用です。
こちらが、僕のお店の内装になります。
ストレッチルーム①
ストレッチルーム②
更衣室
待合室
これらは、全て1人で作り上げました。
全てフローリングなので、奥のフロアには青ベースのフロアマットを数十枚買って敷いています。
手前の待合い室や更衣室には茶色のフロアマットを敷いています。
ということでフロアマット代がかかりました。
そして、フロアに置いてある施術ベッド代がかかります。
あとは待合いスペースのソファ、テーブル、本棚、マイデスク、更衣室棚は組み立て式の物を購入し自分で作りました。
細かい部分もありますが内装に関してはこんな感じです。
全部で約15万円くらいになりました。
この程度の内装であれば、業者さんに頼まなくても頑張ればできます。
契約書や保険の費用はどのくらい?
他にかかった費用はお客さんに書いてもらう利用契約書や自らが加入する保険です。
利用契約書は「私達のお店はこういうサービスです。」「このような場合はこのように対応いたします。」など書面で確認していただきサインをしてもらうものになります。
僕は行政書士の方に依頼して法的な観点からも、しっかりと作ってもらいました。
もちろん、信頼関係があれば必要ないかもしれませんが、今後どのようなお客さんがくるかわかりません。
トラブル防止のために作っておいたほうが良いでしょう。
こちらはネットで行政書士事務所を探し15000円程度で作成してもらいました。
続いて保険に関してです。
これはお客さんにケガをさせてしまったときの保険です。
お客さんに触れてサービスを提供する場合(整体、パーソナルストレーナー、エステなど)はケガをさせてしまうリスクがあります。
そのときに何百万、何千万円というものを賠償請求をされてはどうしようもありません。
なので個人で入れるような保険に入っておきましょう。
こちらに関しては探せばいくつかでてきます。
僕が入っているのは年間18000円の保険で1億円までの請求が最大3万円の負担で大丈夫というものです。
もし困っていて分からない場合お答えいたします。
終わりに(合計金額)
ということで、不動産費用、内装費用、書類費用、雑費などと合わせて約70万くらいでした。
大きな機材を導入したりするような店舗ではもう少しかかるとおもいますが、そうではない場合はそこまで費用はかかりません。
また、僕の場合は2名~4名のスタッフで回せるような場所を借りたので完全に1人で行う場合はもう少し費用は抑えられると思います。
僕はデザインから内装を全部1人でやりましたが、手伝って貰える人がいたら手伝ってもらいましょう。
一回全部1人でやってみようと思い挑戦したのですが、正直かなり大変で途中心が折れかけました…
1人での内装はもうやりたくありません…笑
今回は僕が立ち上げた時の例を使って開業費を紹介しました。
この記事が独立・開業を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。