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勝利至上主義者のひらきなおり

あっという間に月曜日!
今週も一週間、ゆるくがんばってまいりましょうー。


ところで今ね、えんぴつロケットさんにはまっています。(唐突)

特に刺さったのが、アイドルを推せなくなった話。
異様なまでの一生懸命さが評価される社会に違和感を感じたそうです。熱狂の渦にまかれて見落としがちな違和感に対して真摯に問いを立てるまっすぐさに、心打たれました。現在就活中らしく陰ながら応援してます。


えんロケさんの記事の中でご紹介されてた本↓でもめちゃくちゃ考えされられたので、「日本の部活シリーズ」としてアップするかもしれないししないかもしれない。



今回は、「勝利至上主義」について。いってみよう→


勝利至上主義が批判するもの


著者の尾見さんは、勝利至上主義をこう定義してました。

勝つことを求めすぎるあまり、他の大事なことをおろそかにしたり、ないがしろにしたりしてしまうことを勝利至上主義とする。
尾見氏「日本の部活」より引用

で、この「他の大事なこと」として、
健康・平等・個性・楽しむことを挙げておられました。

ふむふむ。たしかに。
これ、まさに会社員でもそうだな。

  • 寝る間も惜しんで仕事をするサラリーマン →健康を損なう

  • 特定の人しか行けない職場 →経験が偏る

  • 最初の配属された職場と適性を同一視 →個性無視

  • 上司の指示なしには動けない →楽しめないから自主性もない


これら、部活で植え付けられた嗜好だったのかも。。

なお、「楽しむこと」を先行することの重要性については以前学んだことがあり、じつは意識的に取っていた行動でした。テヘ


でもね・・・・・
本書を読んで気付いてしまったんです。



わたし、、、


勝つため」に、楽しんでいるかもしれない。


楽しむことは勝つための手段のひとつ。
第一の目的、目標は相変わらずの「勝利」でした。


あれ、これって・・・
どっぷり、勝利至上主義人間じゃん。

そもそも「勝つ」って何に?

そもそも、「勝つ」っていったい何になんでしょうね。
部活の場合は試合、ゲームでいいと思いますよ。


でも、これがサラリーマンだったら…?

  • 同期よりも一番に出世すること?

  • 上司のお気に入りNo.1になること?

  • 誰よりも高い年収を得ること?

  • 「過去の自分」とか?


いやいや、別にいいじゃないですか。
何を勝負、ゲームとして捉えるかなんて人それぞれ。そこに対してどんな目標を立ててどう行動するかも人それぞれ。

(ならば・・・わたしの場合、「自分の思い通りに仕事を進めること」が勝利のゴールかな、と思います。)

繰り返しになりますけど、
著者が指摘したいのって「勝ち」にこだわるあまりに(楽しむこと以外の)本当の本当の大切なものを失うな!ってことですよね。


勝つためのプロセス自体が「楽しい」と思う

でね。また気づいちゃったんです。
そもそもわたしは、勝つために努力するプロセス自体が「楽しい」と思うタイプ。

↓ストレングスファインダーでも一位が「競争性」

だもんで、もう開き直るしかないなと思いました。
勝つために楽しもうとしてるけど、
それの何が悪いんじゃと←


本当に大切なものは何だろう

じゃあ・・・

自分が定義する「勝利」以外で、本当に大切なものが自分にとって何なのでしょうか。てか、これに自覚的な人ってどれだけいるんでしょうね。


・・・これね。わたし、答え出ました。


「勝利」


です。←


健康も
平等も
個性も
楽しむことも、
わたしにとってはどうしても「勝利」のための手段っぽい。勝つための土台でした。

そりゃね、勝つためにいろいろ努力することが楽しくて仕方ないときって、ついつい運動・食事・睡眠をあとまわしにしがち。以前メンタルやられたこともあり、今はめちゃくちゃ気を付けてます。

でも、その理由って一生健康でいるためじゃなくて、また「勝利」を目指す土俵に立つため。結局そこに戻るんです。


(あなたがもし勝利に価値を置くタイプなら)
あなたにとって勝利以外で大切なものって何ですか?



おしまい

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