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書かない家計簿!アプリで始めるお金の管理#55

新年になり、一年の目標を立てられた方の中には、「お金」に関する目標を立てた方もいらっしゃるかと思います。

「今年は〇〇万円貯金する」「マイホームの頭金〇〇万円を貯める」・・・
など、具体的な目標を決めると、後で振り返って達成度合いも確認しやすいですし、家族がいらっしゃる方は共通認識を持つことができます。

目標達成のためにまず始めたいことは

「現状把握」。

今収入がいくらあって、どんなことにお金を使っているのか?自分自身が把握できるようにしたいものです。

とは言え、家計簿って書くのはめんどくさい。手軽に把握できるようにしたい。

ということで、今日は私が普段から半自動化している「書かない家計簿」の作り方をご紹介します。


半自動化した「書かない家計簿」とは?

私は2015年から「マネーフォワードME」というスマホ・PCで使えるアプリで家計簿を作っています。

預金口座・クレジットカード・電子マネー・買い物サイトの、webサービスのログイン情報(ID・パスワードなど)を連携すると、買い物や入出金した度にデータを家計簿アプリに自動連携してくれる機能です。

取引日・金額・明細情報などが自動でデータ化されてきますので、支出の分類名(食費・日用品費など)を補正して家計簿データに記録していきます。
ですので、これらに心当たりがある方は相性が良いです。

□ 現金よりカード払いが多い
□ 電子マネーをよく使う
□ ポイントを貯めるのが好き(楽天ポイント、Tポイントなど)
□ ネットショッピングをよく使う
□ サブスクサービスを複数課金している

データ連動がしやすい項目です

自動連携をすることのメリット

私が自動連携で助かっているなぁと思うことがあります。

【感じるメリット】
□ データの入力が最小限で済む

面倒さが減って、無理なく継続できています。

□ ポイントの期日管理ができる
楽天などの期間限定ポイントなどは、使用期限が分かりやすく表示されます。期限切れを防いでくれています。

□ ●万円以上の支払いのアラートメールが送信される
不正使用が怖いので、通帳やカードで一定金額以上の利用があったら翌日メール通知を送ってもらうようにしています。今のところ被害にあったことはありませんが・・・

□ 通帳記帳に行かなくてもアプリの中で口座残高がわかる
複数の預金口座の残高を確認したい時に、アプリの中で一括で最新情報を確認できます。
それぞれの金融機関へ通帳記帳に行かなくても大丈夫。
またそれぞれのサイトを開いて一つずつログインしなくても大丈夫。

それぞれ、意外と便利です。


自動連携をフル活用するためのポイント

自分の生活にあった仕組みができると楽なのですが、設定するまでが面倒に感じる部分もあります。そこでフル活用のためのポイントをご紹介します。

なおマネーフォワードME以外でも、データ連携がある家計簿アプリは普及しているので、他アプリの利用でも参考にしていただけます。


①自分の銀行口座、クレジットカードなどを手元に集める

預金通帳、クレジットカード、ポイントカードなどを手元に集めます。
この時点で利用頻度が少ない口座やカードがあれば、今一度本当に保有継続するべきか考えましょう。


②自動連携の対象サービスかどうか確認する

家計簿サービスのサイトから、自分が契約している金融機関やクレジットカードが、連携対象になっているかどうかを確認します。

マネーフォワードMEでは下記のように対応金融関連サービスが羅列されています。各システム会社の情報を確認しましょう。

<銀行>
A銀行
B信用金庫・・・

<カード>
Cカード
Dカード・・・

連携対象機関のイメージ

③データ連携のためにwebサービスを登録する

②で連携対象のサービスに当てはまるものは、それぞれweb対応の準備をします。

【預金口座】
インターネットバンキングが利用できるように手続きをします。利用開始まで1〜2週間かかることがあります。

【クレジットカード・ポイントカード】
web上で各種情報を変更したり、利用明細などの情報を見るためのwebサービス登録ができます。

【Amazon・楽天などお買い物サイト】
家計簿に連携すると、詳細な品目までデータを作ってくれるので、後から家計を見返す時に内容を思い出しやすいです。


*webサービス登録時にアカウントの情報整理をしましょう*

「書かないエンディングノート®︎」事務局公式LINEに登録してくださった方に、デジタル遺品マスターシートをプレゼントしています。
これに沿って、アカウント情報を整理することをお勧めします!
友だち追加は下記ロゴを押して、登録してください。

▲ロゴをクリックしてください

④家計簿アプリと連携させる

各種webサービスのID・パスワード情報を家計簿アプリに入力し、連携設定をしていきます。

これで事前準備は完了です!
*マネーフォワードMEの場合、有料と無料のプランがあります。無料プランは機能制限がありますので、ご注意ください。


⑤【利用】カードやお買い物サイトで購入すると・・・

こんなデータがアプリに届きます

このようにお買い物のデータが連携されます。
これはAmazonで文具を買った時のデータですね。日々のお買い物のデータを整えて、自分自身の家計簿を作っていきます。

そして毎月・3ヶ月毎など定期的に集計されたデータを、過去の振り返りの材料に使います。


何はともあれ「現状把握」から

お金に関する目標設定において、まずは「現状把握」から始めると、自分で気づいていなかった課題が見えてくることがあります。

また半自動化の流れを作る過程で、すでに不要になったカード・預金口座の存在に気付くことがあります。

書かないエンディングノートの終活でも最初のステップは「現状把握」です。
仕組み化の一連の作業の中で、ご自身の資産・契約情報を整理するきっかけにされてはいかがでしょうか?


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*当記事は2023年1月2日時点の仕様にもとづく情報です。ご自身で家計簿アプリを利用する際は各システム会社の最新情報をご確認ください。
*家計管理の効率化のための私見に基づく記事です。投資や何らかの契約締結を促す目的はありません。


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