「あれ?足踏み状態になってない?」と感じた話
田丸はるかです!
クーラーは寝てる間中つけておいた方が体にいいと聞きますが、どうしても電気代が気になります。
タイトルの説明
めちゃコミッククリエイターズに出す用の作品を描いているのですが、その合間に「ネームの勉強をしよう」と思いたち、好きな作品の構成をバラして「この作者が描きたかったのはここかな?」などと描き出していました。
そこまではよかったのですが、散々プロの漫画を読んだ後に自分のネームを作ろうと思ったら、
ああ…私の作る漫画ってなんてつまんないんだ…
と突然自己嫌悪モードに。
この状態に陥ってしまう原因としては
・疲れている
・プロの作品と比べてしまっている
の二つだと分析してます。
疲れているのは仕方がないとして、プロの作品と比べてしまうのはよくもあり悪くもあると思います。
「私なんてまだまだだ」という気持ちは一生付きまとうだろうし大事ですが、いずれプロになって漫画を長く描いていきたい私にとって、自分の作品に自信をなくしてしまうことは下手したら筆を折る要因になりかねませんのです。(ヒー)
これを脱却するためには、今より一段階ステップアップすることが必要だと考えてます。
今年は1月から6月まで漫画をあげてきて、インタビューの依頼が来たり、ガチコメ賞を頂けたりと、嬉しい出来事が続きました。
この調子でもう一段階上の方、商業で漫画賞を受賞することを目指しているのですが、ここが難しい。
そこで最近あることに気づきました
それは
なんか私いつも1作だけ投稿して終わってない?
私は投稿してボツになった作品(ボツというかその編集部ではだめだったもの)を直したことがないんです。
振り返ってみればいっぺんも直してません。編集さんに言われたことを踏まえて、同じものを修正して描く、ということをしてないんです。
つまり、初稿のままポイしてるってことです…
こないだマンガ専科ディスコードにて近況を報告する場がありました。
そこで専科同期でありGファンタジーにて受賞された水戸くぐるさんが「今は次の賞に出す作品のネームに取り組んでいて、まだ初稿の段階」と話しておられました。
初稿ということはもちろんその後も続きがあるということです。
あれ、私はドシロートの癖になんで初稿だけで終わらせてんだ!??
1作でダメだということは、新しいのを何作描こうが根本的な問題をクリアしてないので、ずっと足踏み状態を続けているということです。
なんてことだ。衝撃の事実。
思いを越せば私は、ペン入れの最中「ここはこうすればよかった」「もっとキャラをしっかり決めればよかった」と大反省会をしてます。
それはきっと「ぼんやりしていたキャラクターが、ペン入れをすることでようやく少しだけ見えてきた」からなんだとようやく理解しました。
私の場合はまだ慣れてないので、プロットやネームだけではキャラの本質に気づかないのでしょう。創作能力が赤ちゃん…
「推し活Forever」という作品を持ち込みした際の編集さんにも「推し活している人を外から見てるだけって感じですね」と評価されたことがあります。
その時はえ〜という感じでしたが、今改めて思い返すと納得できます。
私の1作目はいわばオープニングなのかもしれない…。
それなら1作目はパイロット版(試作品)のつもりで描いてみればいいんだ!!
少し手間だけど、いつも地味にプレッシャーをかけながらたった1作に一投入魂していた部分もあったので、「これはキャラを知るための1作なんだ」という姿勢でこれからは描いてみようと思います。そのほうが早く描けるかも。
がんばるぞ!
嬉しい出来事
私が作業中によく見ている動画の一つに「マガゾン漫画バラエティCh」さんがあるのですが、なんと先日、Xのアカウントにフォローをしていただくという嬉しい出来事がありました…!!!
暑さによる不調と風邪でペン入れが思うように進まず腐っていた時だったので、この通知に救われました…
トラウマ・鬱漫画が好きな人におすすめ!
私はこちらで紹介されて気になった作品をKindleで読んでます▼
いやでもなんで私をフォローしてくださったのだろう。だって小骨トモ先生とかフォローされてるんですよ…?
いつか書籍を出した時、紹介していただくのが夢です。
地震不安ですよね。皆さんのご無事をお祈りしております。
来週は更新をお休みするかもしれません。ひょっとしたら更新するかもしれませんが、0時5分前になっても更新されなかったらお休みだと思ってください。
読んでくださりありがとうございました。それでは。