30過ぎてからうまい棒にハマった話
ハムやお茶がジリジリと高くなってきた10月。
1000円あったらうまい棒が100本買える、という実行しようと思えばできそうな冗談を中学生の頃に友人からよく聞いていました。
そのうまい棒が今回12円から15円に涙の値上げをしたわけですが、私はこの駄菓子のお世話にならないまま義務教育を終えた身でした。
誰しもがうまい棒を口にして10代を過ごすわけではないと思いますが、そもそも私は駄菓子自体にあまり馴染みがなく、うまい棒といえば「ド◯◯もんにそっくりなキャラクターのお菓子」という印象でした。
うまい棒を特に意識することなく30を過ぎたのですが、今年に入ってからはそれまでの埋め合わせをするかの如く、うまい棒に接する機会が与えられ始めました。
我が家は大きな連休に温泉旅行へ行くのが常なのですが、昨今の旅館は「軽食のセルフサービス」がとても充実しております。
旅館の休憩コーナー的なフロアにドリンクバーの機械が設置され、小さなお菓子たちがその周りでスタンバイしております。
私の好きな梅昆布茶もたまに見かけます。
そんな憩いアイテムの中に、うまい棒は高確率で存在しているのです。
その日も例によって、セルフのうまい棒さんに出会いました。
全国のうまい棒ユーザーに失礼かもしれませんが、「こんな時くらいしかこれを食べる機会がないからな」と思いながら、いくつか手に取って食べました。
すると…
なんでこんなに美味しいの！？（答え：名は体を現す）
というわけで、今更ながら「うまい棒」の魅力に気づいた私は、すっかりその虜になってしまったのです。
ところでこのお菓子、ちくわ型ですよね。
ボリュームがあるのは嬉しいのですが、ちょっと食べにくいなと贅沢な悩みを持ち始めたのです。
そんな時
そういえばうまい棒って綺麗に割る方法あったよね
と思いました。
昔何かの番組で、4等分くらいになってスティック菓子感覚でつまんでいたような…
うまい棒を愛する人には当然の知識かと思いますが、私はうまい棒初心者なので記憶は朧げでした。
が、思い出しました。手のひらで叩くんじゃなかったっけ？と。
多分この方法で合ってるはず、母もこの方法で綺麗に割っていたし…
毎回粉々にしながらも、うまい棒を食べるたびにチャレンジしていました。
そしてついに…
成功しました！！！
こんなことで嘘をついても仕方がないので信じてください。
だけど
だけど…
その味はあんまり美味しくなかった…
（※個人の見解です）
しかも
割り方微妙に違ってました。
両手で全体を押すようにするのが正しいみたいです。
教訓：記憶力は当てにならない
ちなみに
明太子味が好きです。
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それではまた！
来週も読んでくださると嬉しいです。