アニメとバーチャルとリアルのあいだ
最近ではアニメに3DCGが多く取り入れられたりしてて、こういうMVも少なくないのだけど、東雲めぐちゃんはSHOWROOMで配信してる人で、生放送してる人が「そのまま」アニメのようなMVに出演しているという、今までにないある種の違和感を感じています。
でもそこにいるのはめぐちゃんで、めぐちゃんは配信していてその時はちゃんとそこに存在しているんだから、でもアニメな世界に入っていて…??「脳がバグる」に似た状態。
バーチャルなYouTuberや配信者も7000人くらい?ずいぶん増えてきて、またVRやARなんかもいろいろ発展してきていよいよ普及するかって段階なんだろうけど、「バーチャル」と対にして表現される「リアル」ってのは、今私たちが生きている現実世界、と思われがちだけど、本当のリアルってそのあいだに存在するものなんじゃないかな?って。
アニメのキャラクターがしゃべってくれるバーチャル空間とそれを見ているリアル空間、ではなくて、アニメとリアルの境界があいまいになっていく感じ。
あるいは、アニメとバーチャルの間にリアル(もしくは「魂」と呼ばれるもの)が輪郭なく存在していて、それを現実にいる私たちが感じ取れるようになってしまった感じ。
うーん、うまく表現できないけど、アニメ表現とバーチャル空間とリアルの織り交ざった、(まだ完成形ではないとしても)曖昧な、でも強烈な謎のリアリティのある映像なんだな、と思いました。
逆に、東雲めぐちゃんを知らない人が、この映像を見て「アニメすごい」「CGすごい」「リアルっぽさある」とかいろいろ思ったうえで、ぜひめぐちゃんの配信を観に来てほしい。この存在が生放送で視聴者とコミュニケーションとっている「違和感」を感じてほしい。バーチャルYouTuberとか知らないけどちょっとアニメは観るよ、って人にも響くはず。
はぴふり! 東雲めぐちゃんのお部屋♪
(放送ではタブレット使ってカメラアングル切り替えてくれるけど、この映像みたいな至近距離は恥ずかしくて見せてもらえないだろうな)