人工林の科学/調査紀行編3(百間山・熊野崩壊地〜安川渓谷〜伏菟野崩壊地2013.5.26~27)
様々な修復工事が継続中
午後は日置川の源流部、熊野(いや)地区大崩壊地を見に行く。2913年5月15日付『紀伊民報』の記事によれば、熊野の深層崩壊は高さ約650m、幅約450m、深さ約50m(!)にわたり、崩れた土砂や岩は約410万㎥。熊野地区19世帯のうち8棟が倒壊し、3人が亡くなられた。
その場所をGoogle Earthで見ると、尾根の南面ピークから始まった崩壊が対岸に追突し、当時2つの土砂ダムができた様子が解る。航空写真で見てもその崩壊地は広大だが、一帯はすべて人