《31》自分だからこそ、と思える喜び
もっと自分が器用で、頭がよかったら
もっと気が利いて、優しい人間だったら
もっとたくさんの人たちに、もっとたくさんのことができたのに
今を受け止め、過去を振り返る度に、辛い気持ちになることがある。
あの時、創始者に言われた通りにしておけば、あの時、あの言葉の意味を理解していれば
後悔することもたくさんある。
それでも命あるうちに気づけただけよかったと思い、反省からの学びを心に前を向いて進む。
そうすると、思わぬ人が、思わぬヒントをくれたり、思わぬところから優しい言葉や、差し伸べられる手に出会う。
そうした時、ありがたさで胸がいっぱいになる。心のそこからありがとうと感じられる。
自分は自分で良かったと思える。
そんなふうに丸ごと、自分を肯定できるのも
この温かさを感じられるのもタマラの実感。