《38》タフ
私がプライベートで関わる友達や仲間には、経営者や自由業、自営業といった、自分で事を起こし責任をとっていくのが日常という人が多い。彼らの日常はストレスとプレッシャーの繰り返しで、時には「胃に穴が空きそう」「髪の毛が抜けそう」と訴えることも。しかし、実際に胃に穴が開いて入院したり、髪の毛がゴッソリ抜けて本当にハゲる人はほとんどいない。
身体が病む手前で、エネルギーのケアをするからだ。
自立している人や、元々が成功に向かう動きをしている人など、「特に心配ない人」は、エネルギーバランスを整え強化さえしておけば、必要な動きの中で、必要な気づきを得て、必要な動きを加速させることができる。
私自身も寝込んだり倒れたりする前に、いつもケアをしている。急性胃腸炎の痛みでのたうち回っていたのが1時間でケロッと治まり、カツカレーを完食して仕事に出かける、ということもあった。
たった今も顔面が蒼白になり吐き気をもよおしながら「やばいな、これは胃に穴が開くわ」と悟った。次の瞬間には自分でエネルギー補給をしながら頭を切り替えることで、血の気が戻った。エネルギー(氣)が活性することで血が巡るからだ。一瞬で自分を立て直せた。