もうすぐ1年。
黄斑ジストロフィーと診断されてもうすぐ1年。
なかなか、気持ちを上向きにするのが難しい1年でした。
手芸はほぼやってない。
やったことと言えば、ギターを始めたことと、ゲームを始めたこと。
ゲームでは、discordのグループに参加して、スプラやアモングアスを、色んな人と会話しながらやってました。
超絶楽しかった!
コロナ禍で友達と会えない分、家族以外の人と会話して笑うというのが、私には一種の治療でもあったように思える。
最近は、重い腰を上げてようやくONEPIECEを100巻まで読むぞ!と、毎日コツコツ読んでいます。
手芸に関しては、自分がやりたい、作りたいと思うまで放置することに。
自分の気持ちのままにゆっくりやっていこうと、ようやく思えています。
見えなくなることへの大きな不安は、だいぶ小さくなりました。
車の運転はやめました。
バイクはまだ取ってある。そこはまだやめれてないけど、怖くて乗ってないのが現状です。
いずれは手放すと思います。
私のように、仕事は在宅で(とはいえ、月の数日しか働いてない)、家にいることが多いと、友達と会うことが唯一、外の世界に出れる時間だったのですが。それがなくなって、会話をすることが減って、声も掠れて(笑)、ああやばいなと思った時にdiscordと出会いました。
みんないい人たちで、スプラのサーバーでは目のことを言っているので、ほんとに下手っぴなんだけど、みんな優しくてありがたい。
私にとっては、いい世の中になったなと思ってます。病院の先生にも、私はもっと外の世界に出るべきだよと言われていて、ゲームのことを話すと「いいですね!そういう繋がり方もあなたにはとてもいいですよ!」と喜んでくれた。
たまに、目のことで不安になることはある。
でも気持ちの切り替えができるようになった気がする。
特に大きく感じたのは、私は私自身の容姿が大嫌いなのだけれど、いつかそんなことも見えなくなるんだと思ったらある意味ふっきれたといいますか。長年のトラウマから少し開放されたといいますか。
体型とかも、これ以上太らないようにとかの努力はするけど、ある程度好きな物食べて生きていきたいなとか、運動も「美容のため」から「健康のため」に変わっていったり、なんていうか、これから先の人生、気に入らないことや我慢することにキリキリしながら生きてくより、やっぱり好きなことして生きていきたいと思うようになったのがとても大きいです。
そうやって生活していく中で、少しずつ落ち込みもなくなって、少しずつ前向きになってきたと思う。ダラダラした1年だったけど、必要な時間だったのだとも思う。
今年はダラダラとゲームしながら、心の休養を優先しよう。
来年から手芸再開したいけど、しなくちゃ、じゃなくて、したい!と思った時にしよう。
心配事はたくさんある。
でももっと気楽に生きていこう。
私に必要なのは、気ままに生きること。
「まあいいや」で生きていきたい。
ゆるりと。