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挑む「火のない世界へ」
炎を愛す
火は人類の発展に不可欠なもの。
縄文や弥生の文化や土器を見て、その時代の生活を空想するのが好きで。つい先日は、博物館でオホーツク文化の見聞を広めてきたばかりだ。
煮炊きにより人間のからだに取り込める食材の数も大幅に増えた。調理において、土のうつわと火には欠かせぬ関係があり、薪をくべる暖炉、ガスコンロによる安定した熱源は永遠なのだ。そして土と相性の良いコッチョリーノ作品は炎を愛している。
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(沈線文系/貼付文系)
火のない調理
炎好きなコッチョリーノがためらっていた「火のない世界」。炎を見ながら調理することは癒しであり、土器の理想は薪をくべた暖炉や窯に土鍋を放り込むこと。しかしながら、母が認知症になってから「火のない世界」(IH調理)は、近代的だとかおしゃれであることだけでなく “誰かにやさしい” ということに気づき始めたのだ。
進化する上で、生きとし生けるものは、安全を守るために知恵を生む。そこで、近年の人間は「火のない調理」の世界を生み出したのだ。
環境問題については「ガスと電気」あるいは「電気をつくる・おくる・つかう」におけるCO2排出量の優劣が議論されており、地球環境になにが良いのかはいまだ結論が出ていないが、それは近視眼的に見ることではなく、バランス的なものであると思っている。
ためらっていた「火のない世界」にコッチョリーノも一念発起してチャレンジ。数年間いくつかの手段(金属プレートなど)を試したけれど、あきらめかけていたところ、秀逸な製品に出会ったのだ。土鍋や調理器によって結果は異なると思うので、あくまでもコッチョリーノ作品での調理実験。10品ほど美味しいものが完成したら、メーカーと製品を堂々とご紹介しようと思っているので、お楽しみに。
それでもコッチョリーノは、炎を愛している。
みなさまのワクワクとご感想など
モーメントにまとめました。
今後もこちらに更新する予定です。
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