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コッチョリーノの冒険 #まいにち土鍋
週末にアップされるだろうすてきな記事にちょっぴり書いていただいたのだけれど、コッチョリーノは新しい冒険をはじめる。
かつて家族でガシガシ登った山行を目をつむって思い出し、それにも似てるなぁと想ってる。
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子は3歳だった。若くない親としてカッコいい背負子は不可能であり、全行程「足で歩く」という説明を子にして谷川岳を目指した。トーマスのラムネがエネルギーチャージだと信じていて、ずっとラムネの筒を持って山登りしてた。
父母として「ひとりの身ではないので無理はしない」を合言葉に。子の背丈ほどある岩を乗り越えるには、子を腕力で持ち上げて次のステップとなる岩に乗せる。父母交代で行った。どんな筋トレより効くんじゃないかというくらい、これでもか、これでもかな腕力ワークアウトだった。
それを皮切りに、あちこちの山に家族で登った。何日もテント泊をしながら縦走もした。23年経ったいま、子は巣立ったが、父母(いや、もう父母は卒業なので夫婦で)また大きな仮想の山に登りはじめてしまった。
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久しぶりに家族3人で力を合わせ、たいそう重い作品を大量に運んだ。
商用バンの前列に3人並びで着座、後部にパンパンに作品を積んだ。以前のティーノというクルマがそのタイプだったので懐かしく。
汗だくでガブガブ水を飲んだ。日ごろの疲労も蓄積されており、もうダメ〜とくじけそうなところで、子が桃のカルピスとコーラとモンスターを買ってきてくれた。沁みた。子の荷物も分担して背負ったザックを思い出す。今は誰よりも頼り甲斐ある荷物運び人だ。
コッチョリーノのスローガン「道草をしよう!」どころか、山登りという冒険がはじまった。
8月2日(火)
ある日の晩餐