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チーズカレーグラタン皿 #まいにち土鍋
加熱するうつわの持ち手について
グラタン皿コッチョリーノや土鍋コッチョリーノには、持ち手の耳がついている。いつも土鍋について語るので、今回はグラタン皿の持ち手のデザインについて少しだけ。
持ち手は、大きすぎると収納時にじゃまになる。小さすぎても熱いお皿を持つのに良くない。なべつかみでつかみにくい形では危険。両手で持つだけでなく、オーブンから取り出すとき、引っ張りやすい大きさと形がいい。
いくつもの大きさを試してつまんでみた。うるさいことを言うなら自分で作れと自分でツッコミ、つまりは自分で気になった点を、コッチョリーノ作品で改善している。
例えば、皿のふちから面一に持ち手がついていると、なべつかみでつかんだ時、皿の中の料理に触れてしまいそうになる。数センチでも下にずらしてあげると解決するわけで。持ち手の厚みは、不安ないよう重すぎず軽すぎず。丸い形は気持ちがやさしくなれる。食洗機のなかでも角はないほうが、互いの食器が欠けにくいので良いのだ。もうひとつ、洗って裏返すとき、持ち手がテーブルや台に当たってぐらぐらすることがない。
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最後は、IH調理器で調理するときに生まれた予期していなかったメリット。持ち手の裏側にも遠赤外線があたり、温まるのが早く、冷めるのは遅くなることがわかった。(これはグラタン皿だけのメリットでなく、土鍋コッチョリーノでもいえること)コンロの火は皿の底面から飛び出しては危険だが、IHであれば大丈夫。周囲が焦げることないからであり。
まいにちのデザインは、発展と予期しなかった周囲の環境の変化で、発展してゆく場合もあるのだ。
IH炭かまど®︎COCCIORINO Edition
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5月13日(金)
焼く「グラタン皿コッチョリーノ中」
白米(冷や飯)/カレー(昨日の残り)/シュレッドチーズ