時間の余白をみる ごはんを炊きながら #まいにち土鍋
炎が大好きだ。
薪をくべてその炎をみているだけで、時間がうまれる。
ごはんを炊くのが好きだ。
加熱して甘い香りがするのをかぐだけで、時間がうまれる。
どちらもまいにちの時間が倍になったり増えたりするわけではないし、むしろ手数は確実にあるけれど、なにかや誰かを想ったり、内省したり、次の時に期待する時間が生まれる。
朝、IH調理器を窓辺にもってきて、ごはんを炊きながら仕事をする。きょうのスケジュールを確認する目の前で甘い蒸気があがってゆく。
昼、IH調理器を工房にもってきて、ごはんを炊きながらうつわをつくる。止められない泥の手のむこうで甘い蒸気が上がるのはセラピー的だと思う。
夜、以前は炊飯器を使っていた場所にIH調理器をもってきて、土鍋ごはんを炊きながら、ガスコンロでスープやおかずを一気につくる。思い切り。
疲労困憊であるときは、ぐったりと椅子に座り、目の前にIH調理器をもってきて、ミニ土鍋コッチョリーノ1合炊きサイズをセッティングする。研いだ米(洗い米)が1合冷蔵庫にあればなおよい。 加熱スイッチを入れたら、冷えた白ぶどう酒で喉をうるおしながら、買ってきたお惣菜をつまみながら20分ほど蒸気が上がるのをボーッとみていよう。加熱調整は不要。炊飯と蒸らしが終わった頃、お気に入りのふりかけや梅干しをもってきて、明日のエネルギーのためのお米を食べようではないか。
東大阪の町工場が研究・開発したIHで土鍋が使える道具「IH炭かまど®︎」Cocciorino Editionのお申し込み〆切は5/31まで。
加熱調整不要な炊飯方法メモを添えて出荷させていただきます。
IH炭かまど®︎ COCCIORINO Edition
ご注文は5/31まで!
→詳細・ご予約はオーシンショップから
5月30日(月)
あとがきコッチョリーノ
▶︎今月は新月が2回もあり、リセット、そしてスタートが2回もあった月でしたね。▶︎5月30日は新月。新月の種まきにふわさしいことが複数かさなりました。種を蒔くということは、言葉ではとても簡単ですが、実は手放し土に託すという決意に揺れることも確かです。▶︎株式会社オーシンさんとコッチョリーノの共同実験が実った製品「IH炭かまど®︎」も種から育った企画。31日でお申し込み締め切りを迎えます。みなさまありがとうございました。(コッチョリーノ 我妻珠美)
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