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同じ釜の飯 はがまで炊飯と味噌汁 #まいにち土鍋

合宿のためまいにち土鍋の記事の更新ままならず。

かまどでは米と味噌汁が完成。野生の三つ葉をふんだんに入れる。他は持ち寄り。地元の無農薬農家の参加者からは、米、あずき、ごまなど、丸ごと手作りおはぎ。米の甘さとあずきの甘さの違いが合わさったときの新しい甘味。ゴマ粒を噛むと出てくる油分の甘さと米の甘さ。絶品であった。コッチョリーノはヨモギのグリーンカレー。

かまどの火をおこし、羽釜でお米を炊く。現在、火のない世界(IH調理家電)で土鍋コッチョリーノが使える環境をご紹介しているからこそ、原点の原点を体験して、両者の意味と魅力について考えている。

野生の三つ葉でお味噌汁
石の上で焼くジビエソーセージ


ちょっと脱線するが、子の育った学舎は、とても素朴な思想が基にあり教科書はなかった。稲や野菜や動物をみて食や社会問題を考えたり、学内でなんども羽釜炊飯をしたり、もち米を蒸して餅つきをしたり。実践しながら自給を考えたものだ。土から形をつくる仕事をしている親として、土鍋コッチョリーノをつくるに至ったのも、そういうところにある。

学舎とは、目的の学びだけでないと思う。その周囲にどういう考え方がうごめいて化学反応を起こしたり、無反応だったり、そういう空気感を学ぶところ。もちろん適応するひと、しないひともいる。「同じ釜の飯を食って」わかることはたくさんある。

ものごとは、どちらが良くてどちらが悪いという考え方をしたくない。多い少ない、長い短いにも意味がある。なぜ、それがあるのか、多角的にみているのか、考えるクセがついた。ここまで生きた意味を考えたい。


土鍋と合宿日記1
土鍋と合宿日記2

5月23日

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