48歳からの大学院生活
社会人学生として学部2年次に編入してから,早いもので3年が経ちました。
ありがたいことに早稲田大学人間科学部人間情報科学科の学位記をいただくこととなり,今月からは引き続き,同大学で大学院生活がスタートします。
ようやく複雑な科目登録が終わり,授業の開始まで,まだ少し時間があるので実際の生活についてはまたこれから綴っていくとします。
今回は,社会人学生生活にご関心がある読者の方に向けて,「計画と準備」の基本的なことをシェアさせてもらえたらと思っています^^
ちなみに,画像のポーズは「ピース」ではなく,大学のイニシャル「W」です🎵
これまで在籍している研究室に,今後もお世話になる予定で,本当にありがたく感じています。
昨年の院試は,私なりに大変で,研究計画書の作成は,なかなかしんどかったです(汗)そして,あのときの入試の面接の緊張感ったらありませんでした。研究計画書について専門家の教授や准教授たちに聞かれるわけで,もう顔面蒼白でふらふらでした(汗)
そんなこんなで,ここまでたどり着けたのは,家族と指導教員の先生方,そしてどんな困難も前向きな笑いに変えてくれた同期たちのおかげだと実感しています(感謝)
さて,私が学部に編入して以降,院試を見据えて内部入試の条件となる成績(GPA)を意識しながらの学業生活を送ってきたと振り返ります。その前に,学びたいことが多すぎて,GPAの意識をせずとも,自然と授業にのめり込んでいったとも言えることはなんだか嬉しいです。
そんな社会人学生生活について,よく「勉強は大変ですか?」と,聞かれることがありますが,人それぞれなのだと思います。
私の場合は,コンサルタントとして学びを深めたいことと,大学院での研究を視野に入れていたので,大変な思いをして勉強するくらいが自分には必要だと感じていました。
目の前の課題をこなすことでいっぱいで,「大変かどうか」という基準で何かを選択する余裕などなかったのかも^^
ということで,学部生からの社会人学生を検討されている方に1つお伝えできることがあるとすれば,入学時に「その先の進路」を見据えておかれることです。
当たり前のようなことなのですが,実は意外にも大学院の進学について,「知っていたら考えたのに」という学生もいるのが現状だからです。
院試の準備のタイミングは学部に入学後,すぐに訪れることと,出願の条件や,3年次にどのような研究室に所属すべきか(大学によって異なるところはあるでしょうが)などをあらかじめ理解し,準備しておくことが求められます。
そうすることで,「あれをやっておけばよかった」「もう今からでは遅いかも」といった事態を避けて,必要な時期に,必要な選択ができるアドバンテージを手にすることが可能だからです。
ただ,誰にとっても,数年先のことは予定が立てられない場合も多いのが現状です。
ですが,特に通われる大学に大学院の内部入試があり,ご自身の専門分野で研究の道がある場合や,大学受験に時には大学院進学の予定も関心も一切ない場合でも,「その先の進路」を見据え,情報だけは確認しておかれることをおすすめします。
学生の経験の中で,気持ちが変わることもありますし,情報は持っていて損はありません!
そのためにも,大学からの情報をこまめにチェックし,研究分野の先生や,大学の事務局の方とのコンタクトを怠らず,学友との繋がりを大切にしながら,情報をキャッチし続けられる環境にどっぷりと浸かっておくことも大事です。
年代の異なる友人を作ることが苦手だという人もいらっしゃるかもしれません。そのことについては,また改めて記事にまとめてみようと思います^^
ここまで読んできださいまして,ありがとうございました。