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子宮頸管狭窄にて入院

時系列通りに書くほうが読みやすいと思うけど、フライングで今日の出来事を書きます。

7月8日に移植予定だった私は、6月30日。事前にカテーテルを通す検査で通らず、子宮頸管狭窄と言われる。

2018年に子宮頚がん高度異形成にて円錐切除術を受けたためではないか?!とのこと。とりあえず痛すぎて検査続行できなかったので、麻酔をかけてすると言われた。

予約を取って帰ったものの、つのる不安。私は保険適応前に採卵したので、助成金対象。つまり治療はいったん全額自己負担。おそらく助成金じゃ足りないので、自己負担で麻酔を使って通ったとしても、また移植の時に麻酔使って通すことになるって…しかも麻酔使うから痛くないけど、頸管自体には問題ないのか?!とか、そもそも円錐切除術の影響なら執刀医のほうがいいじゃないか?!とか、聞きたかったのとの半分以下しか聞けなかった自分を責め、自暴自棄に。

とりあえず検査後も痛すぎて出血は止まらないしで、ビビりまくった私は、

「明日麻酔かけてやってもらうのやめにする!!日赤紹介してもらう!!」

と、夫に相談。というか、断言。いつも冷静で客観的な意見を言う夫は、すぐに決断を出すことを嫌ったが、キャンセルするなら急いで連絡しないとということと、別の産婦人科医の話も聞いてみたいと言うこともあり、キャンセルし、日赤病院(円錐切除術したところです)の執刀医に紹介してもらうことに。

紹介され、外来での診察。

Dr「生理の出血もあるんですよね?なら、完全に狭窄してないから通ると思うんですけどね〜一度だけ試してもいい?痛かったらすぐ止めますから。」

と、外来で言われ、先日の強烈な痛みをまた経験することに拒絶反応を示した私は、

私「うーん、、、」

と、付き添ってくれていた夫を見つめる。

夫『え?こいつ受けん気やん!先生したいって言うとるで!』

と、心の中で思いつつ、

夫「がんばれる?」

D r「ほんと、無理しないからね。一度見せてもらってたほうがいいし」

大人が、大人2人から宥められながらとりあえず内診してもらい、チャレンジするが…入らず。

D r「入院してもらって、麻酔かけてしましょうか」

と、正式に頸管狭窄の診断がつき、手術することになった。そうと決まればすぐしたいと思うけど予約がいっぱいで…という先生に、

私「8月以降でお願いします。」

Dr「え?8月でいいんですか?なら、大丈夫ですよ!」

という、あまりにも早くするのが当たり前感に負けて、

私「じゃぁ、1日で」

となった。そう、私は嫌だった。そりゃ、子どもは早く欲しいし、そのためには自分にはがんばらないといけない壁がたくさんあることは理解している。

だけど、痛かったり辛かったりする治療になかなか前向きになれず、ついつい泣き言ばっかり言っては、夫にため息をつかれるのだ。

世の中の不妊治療がんばっている全ての人たちに敬意を表する。心から。今日を迎えるまでも3回は泣いた。もう辛い、嫌だと。そんな私のことを夫は『弱虫』と言った。

勘違いしてほしくないが、夫は優しく協力的だ。ただ、言葉に愛想がない。嘘もない。傷ついたけどほんとうに私は弱虫なんだと思った。

そうして迎えた本日。送迎をしてくれる予定だった姉から朝からLINEがきた。

姪っ子が熱が出て病院に連れて行く。おそらく甥っ子が中耳炎になっておりそれと同じ症状だから中耳炎だと思う。送ってあげることはできるけど、それでも大丈夫?

とのことだった。私は3日前にコロナ検査を受けて陰性。検査後は家族以外との接触をさけて、気をつけてくださいとのこと。熱がある子供の母親に送ってもらうわけにはいかない。母も仕事は休みだが、姉家族と半同居のため無理。

夫に相談したが、仕事は休めないとのこと。

夫「母さん仕事抜けれんかな?」

義母と同居中の私。義母は週に3日親戚の会社の事務に行っている。今日はその日だった。その日でよかった。。。

私「いや、わざわざ行ってもらうのも悪いし、タクシーで行くわ」

ただでさえナーバスな入院前に、気を遣いたくない。そして、どんなに説明しても理解してもらえない不妊治療のこと。それをまた一から説明する気力は今日の私にはなかった。

朝、夫と義母のお弁当を作り、掃除、洗濯をしていると、

義母「今日から病院?」

私「はい、そうです。」

義母「じゃぁ、晩御飯は?R(夫)はいるんやろ?用意しとったらええん?」

私「はい、お願いします。」

会話終了。私は飯炊き係じゃないんですけど!!アラフォー夫と70代義母の晩ごはんの心配をなぜする必要がある!今日入院する嫁に向かって唯一の発言がそれか!

と、イライラとせつなさが混じりながら、ひたすら掃除機をかけ、洗濯を干し、アンガーマネジメントを必死に試した結果、、、

私「お母さんが、Rさんの晩ごはんの心配しとったから、お願いしといたよ?よかった?」

と、言わないほうが自分に勝てるとマネジメントしたのにも関わらず、言ってしまった。

自分に負けた私は1人病院に向かうタクシーの中で、夫にLINE。

私「こんなに嫌な気持ちになるってことはなんか悪いことが起きる予感。何があっても自分を責めないでね。今までありがとう。」

と、ちょーーーメンヘラLINEを送り、

夫から「気持ちで負けるな!!」

と叱咤され。今に至るのである。



子宮頸管拡張の時に、ついでに組織をとって、異形成の再発がないかも検査する予定。

手術自体は30分から1時間程度。

一泊二日の入院で明日の朝一手術予定。

手術後はしばらく安静にした後に、退院。

術前の今日は特に何もされることなく、剃毛したくらいかな。

9時以降絶食、明日の朝6時以降は絶飲食。

麻酔は静脈麻酔のため注射がちょっと痛いかな。

まぁでもあの内臓を抉られる痛みと比べたら注射は全く問題ない。明日、無事におわりますように。そして、できたら術後もあんまり痛くありませんように。。。


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