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グループレッスン&ワークショップについて

『1クールで1本の作品を完成させる』ことを目標としてレッスンを進めていきます!
演技は一にもに二も基礎が大事です。
グループレッスンでも一人ずつに寄り添いレッスンを進めていきますので、初心者の方も、プロを目指している方や既に活動をされている方でも学びを深めることができます。
自分以外の誰かと一緒にレッスンをすることによって、人間観察・自己分析も深まり、楽しみながら表現を豊かにすることができます。
なにより、一緒にがんばれる仲間がいることが力になりますよ!
※基本的には高校生以上を対象としています。

現在スケジュール調整中です。
体験レッスンは随時受付中!

【初回のレッスンはこんな感じで進めます】


※集まったメンバーにより進め方は様々なので、一例です。

●アイスブレイク

シアターゲームを使って、アイスブレイクを行います。アイスブレイクとは「氷を解かす」という意味です。初対面の人同士が出会う時にはどうしても緊張してしまうもの。その緊張をときほぐし、集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気にします。

余談ですが、私自身、めちゃくちゃ人見知りです。そして一回で他人に気を許せるほど距離が縮められるほど、みんな浅いわけないだろうと考えているので初回だけに限らずアイスブレイクは多用します。

●自己紹介

これから一緒にレッスンを進めていくためにそれぞれを知る時間です。
演技をやりたいと思ったきっかけや、どんな目標があるのか、どんな演技をしてみたいか、自由に話してもらってこれから一緒に過ごす仲間に興味を持ってもらう時間です。

一番最初に自己紹介をしてもらってもいいのですが、予備知識なく遊んでしまった方がその人の本質に触れられる気がしますし、一緒に笑ったりして心の距離が縮まってからの方が、お互いの話を面白く聞けると思っています。

台本です。


●テキスト

1~2ページほどの戯曲の抜粋をやります。
集まったメンバーの興味や、個性に合わせて、ペアでできるものを選びます。
みんなの好きそうな題材にすることもあれば、あえて苦手そうなものをやってもらうこともあります。
15~30分ほどの自主練習時間の後、発表をしてもらいます。
初回では細かいアドバイスはしないことがほとんどです。
自由に演じてもらうことで、その人の身体と思考、演技の癖を探ったり、メンバー同士の相性などを見る時間です。

●【講義】演技とは、表現にいたるプロセスと演じることについて

「演技」と「演じることの違い」や、感情が生まれて、俳優のアクション(台詞と行動)が起きるまでにどんな流れを経ているか、などの講義。
一度、みんなに演じてもらってから講義の時間を取るので、マニュアルに沿った話ではなく、その時に集まっているメンバーに必要だと思う話をしていきます。
一度にたくさんのことはお伝えしきれないので、レッスン中にも「考え方」を散りばめていきます。
※小学生などを対象にする場合には、「まずやってみて実感」することを第一にしていますが、高校生以上の場合には「理解した上で実践」することで、表面的ではない本質的な演技に近づけると考えています。

●フリートークタイム♪

ここまでで疑問に思ったことや、その日に限らず自分の中でモヤモヤしていることなど、なんでも話していい時間です。

●シアターゲーム

最初にやるアイスブレイクと同じくシアターゲームをやるのですが、こちらは目的が違います。アイスブレイクは緊張をほぐすためですが、ここでやるシアターゲームは、メンバーの演じている様子を見て、強化したい部分や気付いて欲しいことを盛り込んだ内容にします。

例)「熊が出た!」こちらをクリックしてみてください!

熊が出た!

このタイミングで全員参加で即興演技(インプロ)をやることもあります。

●宿題の確認

初回レッスンの終わりには次回の稽古までに読み込んでほしい資料をお渡しします。

・台本の読み方
・魅力的な登場人物をつくるための4つの要素
・きれいな日本語のイントネーション

資料に関する簡単な説明をして終了となります。
その回ごとにグループ(FacebookもしくはLINE)を作成するので、みんなに参加してもらいます。その日にやった内容と私からの全体リフレクションはそちらにお送りします。それとは別にそれぞれに宛てて「演技を続けるための現状の課題と小さな目標」をお送りしますので、併せてご自身の復習に活用してください。個別の質問も随時受付ます。

【二回目以降のレッスンについて】

1回目のレッスンを踏まえて、みんなの個性が生き、楽しめて、実力もアップするような素敵な台本を選んでさっそく取り組みます!1回目のレッスンから一週間ほどでテキストの選定をし、グループに連絡をします。
(2回目のレッスンまで1週間程度あるという想定です。)
自分なりに読み込んできてもらい、2回目のレッスンでは読み合わせから始めていきます。

また、どのように進めるのがみんなの求めるところへ行くための近道なのかを考え、台本を使った作品創りと並行して基礎レッスンを行います。
例)
●マイム
俳優としての基本的な身体の使い方を学び、俯瞰の目を意識できるようにしていきます。空間把握能力を高めることで、その時のベストな立ち位置を選択できるようになります。自分の身体の癖を知り、自分のイメージ(理想)を体現できるようになります。
●発声/滑舌/呼吸のコントロール
身体の使い方(立ち方、姿勢)や、顔の使い方(筋肉や頬骨、下顎)、舌の使い方(首と喉の力の入り方)などを確認します。
レッスン後に自主練ができるように、苦手なところや癖を確認します。
●シアターゲーム
強化したいポイントを明確にして、遊びながら感覚や技術を習得できるようにしていきます。
●テキスト(台本)を使った感情表現
長めの台本を目の前にすると気負ってしまったり、イメージに囚われて身動きが取れなくなる場合もあります。それぞれに合わせた抜粋したテキストを使って練習をします。

たまのうたかた演技教室ホームページはこちら♪

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ひがくぼかおる 俳優・講師・セラピスト/自分らしく笑顔で生きるHSS型HSP
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