自分に自信を持ちたい!という人にオススメしたい3つの方法
自分に自信が持てず、仕事にも恋愛にも臆病になってしまう…
そんな人も多いのではないでしょうか。
自信がある・自信がない、というのは、実は持って生まれた性格ではありません。
私たちがこれまでの人生で経験したこと、子どもの頃に両親や教師など周りの大人に言われたことなどによって、「自分はこういう人間だ」という信念を作り上げます。
その信念によって、あなたという人間の人格・性格というものが作り上げられるわけです。
ですから、もし
両親に将来の夢を話したときに「あんたなんかがなれるわけない」と言われた
教師がある生徒を依怙贔屓(えこひいき)するのに自分は冷たくされていた
などの経験があると、「自分はできない人間」「自分は大切にされる価値がない」という信念を作り上げてしまうのです。
その結果、何をやるにも自信が持てず、また自分の考えが正しいのかの判断もできないため、自分の人生を自分で決められず、周りに流されて本来望んでいたものとは程遠い生活を送るようになったりします。
私たちの生きる社会は、そうやって「与えられた人生を受け入れる」ということを学校教育で刷り込まれますので、多くの人は疑問も持たずに他人の基準で自分の人生を生きています。
しかし中には、たぶんあなたもですが、そうやって人に決められた人生を生きることに苦痛を感じる人もいます。
そしてそれが、「このままではいけない」「自分を変えたい」という思いにつながっていくのです。
実際、ほとんどの人は「自信が持てない自分」を受け入れて生きています。
その人たちからすれば、自信が持てないことが当たり前なのです。
しかし、自信を持てるかどうかは、その人の行動次第でいくらでも変わります。
私は、自信を持つには
言葉遣い
イメージ
読書
が大切だと考えています。
ここでは、それらがなぜ自信を持つために大切なのかについてお伝えしたいと思います。
言葉が自己評価を作る
言葉には、言霊(ことだま)があるという話を聞いたことがないでしょうか?
また、植物に声を掛けて育てるとすくすくと育つとか、水に「ありがとう」と声を掛けるとおいしくなり、「嫌い」と声を掛けるとまずくなるという話もあります。
このように言葉には力があり、しかもポジティブな言葉はポジティブな力を、ネガティブな言葉はネガティブな言葉を持っているのです。
あなたは普段、どんな言葉を使っていますか?
もしネガティブな言葉ばかり使っていたり、他人の悪口や愚痴などをたくさん言っているのなら、まずはそれをやめるところから始めましょう。
なお、あなたの潜在意識は他人に向けた言葉も自分に向けた言葉として解釈します。
ですから、もしあなたが誰かのことを「仕事が遅い」「気が利かない」「感じ悪い」などと言ってしまうと、あなたの潜在意識は自分に向けられた言葉だと解釈してしまいます。
そのため、それらの言葉があなたという人間を形作る信念になってしまうのです。
反対に、ポジティブな言葉ばかり使っていると、それだけで自分の自分自身に対する評価(自己評価)は上がっていきます。
「ありがとう」とか「ツイてる」といったポジティブな言葉を口にしていると、潜在意識はあなたという人格を形成している信念を軌道修正します。
たとえ他人に向けて言っていようが、自分に向けて言っていようが、あなたの言葉を一番聞いているのはあなた自身です。
そして、あなたの口にするすべての言葉があなた自身の性格を作っているのです。
イメージが現実を作る
あなたが頭の中で考えること、すなわちイメージが、あなたの生きる現実世界を形作っています。
「どうせうまくいくわけない」とか「そんなこと起きるはずない」と考えていると、そのあなたのイメージ通りの世界になるわけです。
イメージ通りに何もうまくいかず、何もいいことが起きない、そんな世界を生きることになります。
実はイメージと言葉には密接な関係があり、それぞれを別々に説明するよりも二つの関係性から見ていった方が把握しやすいかもしれません。
先ほど、ポジティブな言葉は自己評価をあげ、ネガティブな言葉は自己評価を下げるという話をしました。
それはなぜかというと、言葉を口にしたとき、人間は必ずその言葉から連想されるものをイメージするからです。
たとえば、「水を飲みたい」と言っても「水を飲みたくない」と言っても、あなたの脳内には「水」がイメージされます。
それと同じように、他人の悪口を言えば、その悪口によってあなたの頭の中にはネガティブなイメージがいっぱいに広がるわけです。
それがどれだけあなたのためにならないかは、簡単に想像がつくのではないかと思います。
悪口をいうのは何より、あなたのためにならないということです。
今度は逆を考えてみましょう。
「大好き」「かわいい」「ありがとう」「運がいい」「ツイてる」などのポジティブな言葉を使うと、ポジティブなイメージが沸いてワクワクしてくるのが感じられると思います。
そうやってポジティブなイメージをしながら生きていると、やることなすことうまくいくようになり、この世界が味方になったのではと感じるようになります。
何をやってもうまくいく、そうなると「自信を持つな」という方が難しいですよね。
言葉とイメージの関係を理解して、うまく使えるようになりましょう。
読書が世界を広げる
自信を持つために、個人的にもっともオススメしているのが読書です。
読書は、言葉の使い方やイメージの訓練にもってこいの上、知識を吸収するための土台作りまでできるのです。
まさにすべてが自分という人間を成長させ、自信をもつために最高の方法だといえます。
なお、読書をする際には、自分の好きなジャンルだけでなく、幅広くいろいろな種類の本を読むようにしましょう。
それこそライトノベルから哲学書まで、写真集やイラスト集もいいです。
そうやって自分の好きなジャンル以外の本を読むことで、知らない言葉に出会ったり、今までしたことのないイメージをすることになります。
言葉とイメージがあなたの世界、あなた自身を作っていますので、自分の中の言葉とイメージが増えるということは、そのままあなた自身が大きくなることと同じです。
また読書をして、新しいジャンルに触れるということは、新しい知識を蓄積する「初期設定」をすることにもなります。
実際、新しいジャンルの本を読んで、そのまま知識として吸収するのは現実的ではありません。
しかし本を読むことで、あなたの中で「世界にはこんなものもあるのだな」という認識が生まれます。
いったんそういう認識が生まれると、あなたの脳はそれに関する情報を自動で集め、それに関する知識を蓄え始めます。
ちなみに今この話を聞いて「自分の脳にはそんな能力はない」と思ったのなら、あなたは自分を実際よりも低く評価しているということです。
人間の脳は、そういう風にできているのです。
それを信じられないのは、これまでの経験や幼少期に大人から言われた嘘を信じ込んでいるからに他なりません。
あなたという人間は、あなたが思っている以上に可能性を秘めているのです。
しかしそれを生かすためには、まず材料が必要になります。
そしてその材料が、読書をすることで得られるのです。
語彙が増えるということは、そのまま思考力が上がるということです。
聞いたことがあるかもしれませんが、「思考が現実を作る」のです。
思考力が上がれば、現実はどうなるでしょう?
考えただけでワクワクしませんか?
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