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地域おこし協力隊活動報告会~1年の振り返りとこれから~

1月30日に、玉野市地域おこし協力隊活動報告会を実施しました。
改めて、1年の活動を振り返る機会になりました。

61名もの方が参加してくださり、心温まるお声をかけていただきました。
友人・仲間・他県在住の移住希望者様・ご近所の方など・・
応援と関心を持っていただいたことを大変うれしく思います。
資料と共に記録を残したいと思います。

玉野市・地域おこし協力隊という働き方を選んだ理由

私は元々、岡山県出身ではありません。
転勤族の家庭に生まれ、18歳まで数年ごとに地方を転々としていました。
大学進学を機に、埼玉県へ単身移住。
旅先で出会った岡山県に惹かれ、ふるさと回帰支援センターの岡山県専属移住相談員として働き、その時の御縁により玉野市に移住しました。
参考)自己紹介 

・玉野市に移住を考えたきっかけ
岡山県移住相談員時代での「玉野市出張視察」でメンバーとの信頼関係が生まれたことが大きな理由です。
関東からの距離やライフスタイルなど移住先に求める条件にもぴったり当てはまりました。

・玉野市の協力隊を選んだ理由
出張で出会ったうのずくりの森さんの影響を受け、「移住コンシェルジュ(地域の受入側)」に関心を持ちました。
やりたいこと×得意なこと×地域が求めていることが重なりました。

・実際に1年間暮らしてみて
想像以上に、友人知人が増えました。
ほどよい距離感の人間関係も心地よく、居場所を作ることができました。
終電の時間が東京勤務時代とほとんど変わらず程よく都会と感じています。

地域おこし協力隊1年目の活動報告

・活動目的と理念
課題:玉野市を知っていく度に、首都圏の移住希望者に刺さる要素が多い
しかし、知名度が低い
(回帰センター勤務時代によくあった相談:海暮らし・車なし生活・公共交通機関がある)

活動目的:知名度や露出を増やすことで移住候補地の選択肢にする!

・私の活動について
主に移住相談・移住イベント企画、移住にまつわる発信などを実施しています。
時間の許す限り、地域巡回、教育機関や市役所内の他課訪問なども実施し、移住希望者の方と繋げられるような活動をしています。

13年も玉野市の移住・空き家に携わっていて経験もつながりも豊富な「うのずくり」
漠然を具体化する相談・複数県を移住候補と考えている方の相談にも慣れている「隊員金子」
双方の得意を活かし、移住検討中の方のサポートをしています。
移住サポーター仲間とのコラボセミナー
備前市・和気町の移住相談員とのセミナー
首都圏での出張相談会など
前職でのつながりと玉野市でのつながりを活かしてイベントを行いました。
先輩移住者インタビューを通して玉野で暮らす移住者をPR
協力隊通信を毎月発行
ラジオ出演など様々な分野で広報活動をしました。
他市の地域おこし協力隊や移住相談員が視察に来てくれました。
市民センター、学校、福祉施設とも連携させてもらいました。
改めて、移住をするということは、「玉野市で生活をすること」

今後の展望

・既に動き出している企画

1年目は、主に私が前職で活動していた東京圏でイベントを企画しましたが、最近は関西圏からも相談が増えています。
前職時代にお世話になった鏡野町のカガミノミライさんと一緒に大阪で個別相談会をします。

宇野港ラジオ体操仲間と自主出版本作り
地元の方×移住者、趣味も嗜好もバラバラな個性あふれる21組と自主出版本(ZINE)を作っています。
私の役割は「広報(販路拡大・首都圏PR)」・「参加者への連絡調整」
3月上旬に仕上がる予定です。続報をお楽しみに!!

宇野港編集室にて会議をしているところ

・今後
1年目は、市内の高校からの外部講師依頼やラジオの出演など、地域で知り合った皆様から「着任当初想像していなかったお仕事」をいただけました。
2年目以降も、ご縁を大切にしていきたいです。
また、社会福祉士という国家資格を活かし、福祉が必要な方への移住相談強化や、福祉とまちづくりという視点で何かできたらと模索しています。

今後も地縁のないよそ者だからこそ生まれる発想を活かして活動していきます!


報告会の表紙となったお気に入りの場所
「ニコニコ岩」の右側の崖を登ったところ

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