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久々の旅行と釣り

「仕事を辞めたい。」

仕事を辞めるつもりはまったくないのだけど、無意識にそうつぶやくことが頻繁に起こっていました。これはまずいということで、フラストレーションの発散をすることにしました。別に、ストレスを溜めるような仕事のやり方はまったくしていないのですが、単調な日々が続いていたのでちょっと変化をつけてやる必要があったのだろうと思います。

舞鶴とれとれセンターでランチ堪能する

家族で旅行をすることにしました。
行き先は私の家族にとって定番である舞鶴です。家から車で1時間程度の距離で気安く行くことが可能です。日本海側に行くと風景ががらりと変わるので遠くに来たような気分になれるし、海産物を堪能できるのです。

舞鶴へ来た方は、一度は、とれとれセンターに立ち寄ってみるとよいでしょう。売り場に並んでいる魚介をその場で刺し身や焼き物にしてくれます。この日は、サザエが食べたいと思っていたのですが、美味しそうな牡蠣が並んでいたのでそれをメインに頂きました。

久々に食った牡蠣は絶品でした
焼き物いろいろ、白子と名前を忘れた貝が美味
そして、メインのさざえ

ホテル&リゾーツ宮津

ホテルはbooking offで適当に選んだのですが大当たりだったかもしれません。とにかく食事がかなり上質でした。ビッフェ形式だったので、豪華にみえるだけの料理なのだろうと思ってタカを括っていたのですがいい意味で裏切られました。

到着後、ロビーの側にあるバーでお酒やジュースなど無料で利用でき時間をもてあますこともありませんでした。利用はしませんでしたが、果物狩りやプールなどの利用できるみたいですね。

ホテルの部屋からの風景

夕食は写真を撮影するのを忘れてしまいましたので朝食を紹介しておきます。

肉たっぷりのホテルのカレー
フィッシュバーガーですが、他にも2種選んで挟んでもらえます。
すべて上品な味わいでお値段はそれなりですが十分楽しめると思います。

ベイブルーレンタルボートマリンクラブ

フィッシングボートのレンタルはそれなりの費用になります。
ヤマハの会員制だと月額の支払いが必要で、シーズンオフもあることを思うとかなり割高な印象になります。それに比べてこちらのベイブルーはボートの利用料のみという表示で、「ほんまかいな。」とずっと思っていたのです。実際に利用したら、あれこれ乗っかって結構な料金を請求されるのじゃないかと、そういう思いもあって免許取得→会員登録してから初利用まで1年も時間が経過してしまっていました。

海岸を車で走ると突如見えるクレーンとボート

はじめてなのであれこれとくどいぐらいに説明を聞いてわからないことを質問しました。海の上でトラブルが起これば本当にどうしようもありませんからね。費用に関しては事前にサイトにあったとおりですが、保険について追加をどうしますか?と質問されました。今回がはじめてなので躊躇なく申し込んで2200円を追加で支払いました。これで事故でボートを壊しても免責なしになります。

ただ、よくよく注意されたのですが、漁具を破損すると数千万円単位の賠償が必要になることが普通のようです。この賠償には保険では対応できないようです。とにかくなにかしらのブイをみつけたらそこには網が仕掛けられているから近寄らない、とにかく沿岸部へは近寄らないことを念押しされました。

ところが、多くの利用者はつい岸や網へ近寄ってしまうようです。
前2回分の利用者の航跡がGPSに表示されているのですが、そんなに近寄ったら座礁するのじゃないかというぐらい岸に船を寄せていました。私はせっかくの船なんだからそんなに近寄らなくてもと思いましたが、釣れないでいるとそういう気持ちが薄らぐのかもしれません。

ボートはクレーンで引っ張り出されてきます

なお、ボートの運用については時間をかけてかなり丁寧に説明をしてくれましたので初心者でも安心して利用できると思います。

さぁ、釣り開始です

序盤は小雨が降るタイミングもあったのですが全般的に曇り状態だったので快適に釣りができました。ただ、この日は風が強く波も高かったので、あまり遠出はしないで近隣のポイントを回るだけにとどめました。はじめてだし、あちこち見て回ろうと思っていたのですけど、ちょっと怖かったのもあって断念しました。そこらあたりは次回以降ですね。

2つの潮の合流地点で魚が集まると教えてもらったポイントにまずは行きました。この場所は、写真に小さく写っているボートも同じくレンタルボートで遠目ではジギングをしているように見えました。

深さ30mほどしかないのですが、潮の本流に仕掛けをいれると底がとれませんでした。鉛は30号だったのですが、40-50号ぐらいも用意しておかないとダメなようです。

息子は胴付きでアジを、私はタイラバで根魚か運が良ければ真鯛がかかればいいなということで釣りを開始しました。息子はもちろん、船での釣りははじめてですからはじめの1時間ぐらいは仕掛けをいれるのとその操作の練習がメインです。途中、大型船が通りかかったので逃げたりと、運転初心者の私はヒヤヒヤしながら周囲を警戒していました。

流れの合流地点だと教えてもらったポイント
息子に釣りを教えるけど、やはりなかなか簡単には釣れません

初釣果はマゴチでした

息子は30号でも底をとれず四苦八苦していました。
私はそれを見ていたので、100gのタイラバを使っていたのですがあたりがないので80に切り替えたら60cmぐらいのマゴチが釣れました。根魚がよく釣れていると教えてもらったのですが、狙ってみてその通り釣れてしまいました。これで自身の操船で1匹釣るというこの日の目標が達成できてしまいました。

魚探で魚を探しながら、潮の流れ、風向きを考慮して狙うポイントにどのような向きで進入するか考えてそれがうまくはまったのですから嬉しさもひとしおです。あとは息子に1匹釣らせるだけです。

魚探と潮の流れ、風向きを考えて航路を決めるのはなかなか楽しいですね
湾内の小島、ここでアジを数匹追加できました

釣果は、マゴチ1,アジ5匹でした。
貧果かもしれませんが、家族3人の晩飯分ぐらいは十分に釣れましたし、息子もちゃんと釣れたので満足いく結果です。

この日の釣果

ボートのレンタル代は?

ボートの費用は15268円(追加の保険代込)でした。
3人4.5時間でこの値段なら納得というか、かなり安く利用できたと思いますね。慣れてくればもっと様々な釣りにも対応できるでしょう。ただ、今回借りたのは一番低価格のFR-21というタイプでした。仕様上は7人乗りのようですが、釣りをするのであれば2人、頑張って3人というのが限界だと思います。出す竿の数を増やしたければ大きな船がほかにありますからそちらを利用するほうがよいでしょう。ただ、これを書いている合間に、予約状況をみてみましたが、基本的には空きがほとんどありません。2ヶ月前から予約できるようなので、早めの予約が必須になってくるようです。今回は2日前に偶然空いていたのでかなりラッキーだったのでしょう。

ボートのレンタル費用

釣った魚で晩飯

息子は魚をさばくことができるので自分で釣ったアジは自分で捌いてしまいました。マゴチは慣れていないからということで嫁が捌いていたようですけどね。

息子が捌いたあじの刺身
マゴチの薄造り


焼きマゴチ

まとめ

今回、はじめて自分の操船で海にでてみました。
最初はかなりこわごわだったのですが、慣れてくると肝が座ってくるもので、次のときにやってみたいことのアイデアがいくつか湧いて来ています。乗合船だとどうしても殺伐とした釣りになってしまいがちですのですし、いい季節柄のときにのんびり潮風を浴びながら周囲を気にせずに釣りを堪能できるというのはなかなかオツなもののように思います。

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