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地域の縁を結び育てる3時間 - 小野眼科医院で4度目の「たまにバル」を開催しました!

11月18日(日)に、小野眼科医院さん(東京都新宿区)にて、4度目となる"たまにバル"を実施しました。(初回の様子はこちら。また、"たまにバル"のいつものスタイル、"たまにカフェ"については、こちらの記事をお読みください)。

小野眼科医院の"たまにバル"は、患者さんや地域の皆さんとの肩の凝らない交流の機会を提供することを目的として開催されています。普段は、医師や医療スタッフとして患者さんと接するばかりのクリニックのみなさんも、"たまにバル"では、同じ地域の仲間として楽しい時間を共有することができる。この日は、4回目にして初めて好天に恵まれ、地元の常連さんたちが開始前からチャーシューやいなり寿司を広げ、準備万端でスタートしました。

院長小野先生の幼馴染のみなさんに加え、散策を楽しむ近隣の方々や、案内を見た家族連れが、多すぎず、途切れることもないちょうどよいリズムで訪れてくださり、わずか3時間で、お淹れしたコーヒーはおよそ40杯。赤ちゃんを含めると、50名近い方が訪れてくださり、ささやかだけれど賑わいあふれる交流の場を楽しみました。

差し入れのワインや焼酎、量子夫人お手製のホットワイン、ビールやコーヒー、そして地元の方が用意された豊富な食材を堪能しつつ、訪れた多様な方々が語り合い、時々思いがけない出会いや再会が訪れる。その様は、わたしたちが目指す多様で緩やかな交流の場そのもので、屋台に立ってコーヒーをお入れしながら、こちらもほっこりしどおしでした。

「普段は近所に住んでいても話す機会はほとんどないですよね。でも、"たまにバル"では、こうして何気ない時間をみなさんと一緒に過ごすことができる。楽しい時間、笑顔の時間を増やして、いろいろあるけどまたがんばろうって思える。みんなで支え合っていきましょうね。また半年後にこうしてみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!」──。

最後は、小野先生の小学校時代のお仲間によるこんな挨拶で店じまい。まるでたまにのミッションを諳んじているかのような内容で、嬉しいやら驚くやら。本当にありがたいことです。

撤収後には、二人の地元の女性が「次回も楽しみだね!」と言い合いながらまるで小学生のように手を握り合い帰っていきました。そんな彼女たちの踊るような後ろ姿がなんとも美しく、じんわりと心温まる3時間でした。

文:佐竹 麗

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