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アラサー人生迷子ものがたり第1話初体験☆悩み苦しみ!

「悩みがないことが悩み」なんてヘラヘラしていた自分へ。

あのヘラヘラしていた時期に自分と対峙する機会を設けなかったり
本当に何もしなかったので現在苦しんでいます。
                             現在の自分より


「30歳くらいにならないと自分のことなんて理解できないよね〜」
就職活動の時、本気でそう思っていた。たかだか20年(しかも最初数年はまともに記憶なし)で自分のことがわかるやつがいるのかと。
あれから6年。他人の思惑を感じるようにはなってきたが、相変わらず自分のことがわからない。
出生時からできるようになったことは多数あるのに、自分が何したいのか?そもそも好きなことは何なのか?小学生の時の方がおそらく即答できていたと思う。
つまり、現在絶賛人生迷子中である。
サグラダファミリア・渋谷駅・横浜駅には劣るものの
仕事のビッグプロジェクトよりもゴールが見えず、健康であり恵まれた環境下にいると心から思っているが(※上がらない賃金・上昇し続ける物価は別問題)正直人生で1番息苦しいと感じている。

悩みの原因は仕事・・・?全力で仕事に逃げた

そんなモヤモヤを吹き飛ばすため、とにかく仕事に熱中するようになった。

部署移動して間もない頃からこの悩みが顕著になっていたこともありまずは仕事に慣れようと思った。
右も左もわからない状態で失敗が嘲笑される職場。そんな中で誰にも相談したり話しかけることができず、黙々と目の前の仕事をこなし、ようやく私が指名で仕事を任されるようになった。

嬉しいと思わなかった。新しい仕事で自分のスタイルが確立して初めて、見えてくる何かがあると思っていた。蓋を開けたら私が任される案件は何の評価にも繋がらないことから誰もやりたがらない仕事がほとんどであった。
今や何のために仕事をしているのかが全くわからない。
給料をいただく場所、と割り切って仕事をすれば良いのだろう。
しかし、私には週5日の半分以上を占めている仕事を無感情で行うのは難しく感じる。
こうなると目指すべきことはただ1つ、職場を変えることではないかと考えた。

転職エージェントとの出会い・最初の宿題

冷やかし程度に転職エージェントに登録をし、方向性を決めるべく最初の面談へ。
「仕事で頑張ってきたことは何ですか?」くらいなら辿々しく回答できたが
「どういう職種をご希望ですか?」この質問に答えられなかった。
嘘をついても仕方ないので半ば開き直り
「(この年齢で恐縮ですが、と保険をかけて)自分が何をしたいのかわからないです。でも今の職場にいたら潰れてしまいそうです」と伝え、リクルーターさんの顔を恐る恐る見たら
「意外とそういう人は多いですよ。真面目に目の前のことに取り組んだ方が陥りがちです。まずは好きなことと得意なこと(苦にならないこと)を100個くらい書き出すといいですよ」

素敵なリクルーターさんに背中を押され、動き出す勇気が湧いたのは2022年6月のことだった。


※この話はまだ現在進行中です。全10話くらいで終わることを願うばかり・・。


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