約1年をかけて、ハンバーガー20種類食べ比べてみた
1年に1回はするであろう会話のひとつが「好きな食べ物は何か？」だと考えている。
私の場合
・豚汁
・クラムチャウダー
・キウイフルーツ
とおそらく答えているだろう。
好きな食べ物というより、食欲がなくても食べられるものという感じだが（苦笑）
その会話が済んだ後に「あ！私好きな食べ物はこれと答えるべきだったな！」と反省する食べ物が私の中ではハンバーガーだ。
今回はハンバーガーチェーン店各種の推し商品を紹介していく。
推し・・・と言っても初挑戦の店が多くなっているのはご了承いただきたい。
チェーン店の定義付け
この企画を思いついたものはいいものの、どこからがチェーン店でどこからがハンバーガー屋さんなのかが理解できていなかった。
「ハンバーガー チェーン店」と検索して見つけたサイトで掲載されているものをハンバーガーチェーン店として捉えたいと思う。
しかし、みんな10個は平気で比較している・・・！中途半端な負けず嫌いの私はこれに加え、独断と偏見で3店舗くらいあるハンバーガー屋さんをピックアップし、合計で20店推しを紹介したい。
基本的にバーガー単品ではなく、セットで注文することにした。
また、セットメニューをフライドポテト一択にして印象に残ったらポテトについても触れていきたいと思う。
クアアイナ：ハンバーガー（¥1,380）
ハンバーガーチェーン店の代表格といえばマクドナルドやモスバーガーだが、推し商品がシンプルなものから発表しようと思った結果、クアアイナがトップバッターになってしまった。
ハワイのオアフ島発祥で全世界35店舗のうち30店舗は日本にある珍しいハンバーガー屋さん。
ハワイらしく（？）アボカドを使ったり、肉の枚数が多かったり、あとはメニューの半分くらいにチーズが使われているのだが、それを踏まえた上で1番好きなのはハンバーガーだ。
とにかく無駄がない。素材の味を楽しむことのできる商品。
おまけのポテトもカリッカリで大好きだ。
店によってはハインツのケチャップやマスタードが丸ごと置いてあってかけ放題なので、ポテトに調味料必須の方でも安心できるはず。
クアアイナはどこの店舗も席に余力があり、ハンバーガー屋さんだけどレストランにいるようなくつろいだ気持ちになることができる。
フレッシュネスバーガー：塩レモンチキンバーガー(¥990)
看板メニューももちろん好きだけれども、推しはどれか？と聞かれたらこれを答える。
アメリカ寄りなバーガーの見た目だが、正真正銘（？）日本生まれのハンバーガー屋さん。創業は今から32年前で結構最近なことに驚いた。
他のチキンバーガーよりも圧倒的に外がカリカリ、中がジューシー。塩レモンと聞くと夏にしかなさそうな味だが、年がら年中置いてあるのがありがたい。
あと、フレッシュネスバーガーの中では比較的値段が抑えられるのでそれも嬉しい。
ポテトは芋のホクホク感を楽しむことができる。でもただホクホクなだけではなく、カリカリも両立しているので好き嫌いを問わない形状になっていると思われる。
他の店舗との違いはメニューが独特なところだと思う。スパムバーガーや酒類の充実さが尖っているなと感じる。ハンバーガーは昼に食べるもの、というイメージが自分の中にはあったが、フレッシュネスバーガーは夜に力を入れていることが伺える。
いつ行っても注文を受けてくれた方がドリンクからハンバーガーの製造・席まで持ってきてくれるため、提供までにはとても時間がかかっている。
マクドナルドやロッテリアの早さに慣れていると驚くかもしれない。
時間に余裕を持って訪れよう。
UMAMI BARGER：ウマミバーガー（¥2,100）
おそらく初来店。
結論から言うと私はあまり好きではないし、もう行きたくないと思った。
この企画を辞めてしまおうかとさえ思った。
とにかく値段が驚くくらい高いなと感じた。
人件費や原材料価格の高騰もあるけどそれにしても・・・
さぞかし美味しいものが出てくるのかと構えていたら、なんか普通じゃない？？？と思ってしまった。
ポテトはクアアイナのようなカリカリ型でクセになるし、セットドリンクの緑茶が綾鷹なのはポジティブポイントだけど、肝心のハンバーガーはうーーーん。マッシュルームがゴロゴロ入っていたのは嬉しかったかなあ。
しかもちょっとしょっぱい。今年1番がっかりした食べ物だった。
マクドナルド：フィレオフィッシュバーガー(¥600)
UMAMI BARGERショックから3週間後、そろそろ立ち直らないと！と思い行ったのがマクドナルド。国民的チェーン店。
新商品がそんなに外さないし、サイドメニューの美味しさと豊富さがピカイチ。あと、モバイルオーダーやセルフオーダーがとても便利。
あとやはりSNSやCMのプロモーションが上手で圧倒されてしまう。
オペレーションもスムーズで店舗数も多く、頭ひとつ抜けている伊メーじょがある。
そんなにマクドナルドを意識していなくても新商品情報が空で言えてしまうハンバーガーチェーン店は他にないだろう。
マクドナルドでは新商品や季節商品（グラコロ、てりたま）ばかり食べがちなので定番を頼むことは少ないけれど、推しはフィレオフィッシュだ。
他にありそうで全くない商品だと思っている。
魚独特の匂いもないし、あまりフライの部分がカリカリすぎるとパンより米に合わせたくなってしまうので、いい意味でしっとりしているのは嬉しい。
パンもふわふわでフライトの相性が抜群！
タルタルソースを増量することができるのを最近知った。
ロッテリア：絶品チーズバーガー(¥690)
私の中ではハンバーガーチェーン店といえばロッテリアだ。
幼少期に住んでいた地域にはロッテリアが多かったので、マクドナルドよりもメジャーだと思っていた時期もあったなあ。
正直推しは、エビバーガーと絶品チーズバーガーの2つある。
エビの揚げ物をハンバーガーに挟んでいる商品は他にもあるので最悪それでもいいかな・・・とも思う一方で、ロッテリアは他のよりもサクサクで価格も抑えめなのでポイントが高い。
チーズバーガーもハンバーガーチェーン店では取り扱っていない店がないだろう。そんな中でも絶品チーズバーガーはチーズを使っているのに軽く、パンとの相性も抜群で、しょっぱさがちょうどいい。
初めて食べた時の衝撃はとても大きかったことを思い出す。
登場してから何十年も経っているだろうけど、いつ食べても、名前負けしない美味しいハンバーガーだと個人的には思っている。
ドムドムバーガー：お好み焼きバーガー（¥920)
日本で初めてのハンバーガーチェーン店がドムドムバーガーだそう・・！
店舗が近くにないのでこれまた初挑戦。
メニューを見てギョッとしたお好み焼きバーガーを実食。
想像を絶する美味しさだった！！！！
お好み焼きそのものよりも美味しいのではないだろうか。
ポテトは上記で食べたもののどれにも似ていない、芋のホクホク感とカリカリ感を見事に両立していてクオリティが高いなと思った。
行った店の問題なのかもしれないが、常時2人で運営しており、注文までに20分・提供にも10分かかっていたので時間に余裕は持っておいた方が良いかも・・？
VILLAGE VANGUARD DINER:メキシカンバーガー（¥2,120）
誕生したのは2003年・・！！！年下じゃん！
立ち上げのきっかけはVILLAGE VANGUARDの敏腕店長らしい。
1年間ハンバーガーの研究をし、人工的な添加物に頼らず素材本来の美味しさを届けていることに強いこだわりがあるのがホームページを見て伝わった。
ハンバーガーは食べたことあったのでメキシカンバーガーは初挑戦。
結論から言おう、とても美味しかった・・！！！！
セットで2,000円超えは高級・・・と身構えたけど（UMAMI BARGERショック）、お金を払ってよかったと心から思った。
メキシカンといっても全くクセがなく、野菜シャキシャキで味付けも最高。
パンも美味しいし、ちょっと見くびっていたことを謝りたい。
ポテトは芋丸ごと揚げた珍しいタイプ。
ウェンディーズ：チキンクリスピーバーガー（¥560)
日本に実は3回も上陸しているハンバーガーショップ。
1980年〜2002年まではダイエー、そのあとはゼンショー（2009年まで）、2011年に再上陸しヒガ・インダストリーズ（ドミノ・ピザの仕掛け人）が合弁会社として立ち上げたものになっている。
2016年にファーストキッチンが買収され、現在のような店舗形態になっているそうだ。
私は学生時代、ウェンディーズやファーストキッチンで放課後友達と過ごすことをよくしていた。
そのため、この2つの合体は史上最強コンビになるのではないか？！と胸を膨らませていた・・・のが懐かしい。
ウェンディーズやファーストキッチンでハンバーガーやパスタが美味しいとは失礼ながら1度も感じたことがなかった。
ポテトやスイーツは大変魅力的だが。
今回検証にあたり久々に食べたけれど、うーーーーん、「思ったよりは美味しく感じたけどこんなものか・・・」と思ってしまったのが正直な感想。
ただし、提供スピードの速さはピカイチだし、ポテトが他のお店とは一銭を画して美味しい！
価格は平日のランチ限定価格な気もするが、このご時世でこの低価格は信じられない。
積極的にはおすすめはしないけど、精神的な支柱度合いはNo. 1だ。
SUBWAY：ハムクラブハウス（¥960)
1965年アメリカで誕生し、1991年に日本に上陸。
サントリーホールディングスの子会社だったそうだ。
2014年には479店舗でピークを迎えたものの、急激な店舗増加で質が落ちてしまい大量閉店を余儀なくされてしまっていたそうだ。
そこから方針転換し、出店時にはトレーニングプログラムを実施したり、SN Sをフル活用したり、また、健康意識の向上から42ヶ月間売上連続プラスにまで持ち直したそうだ。すごい・・！
そして実はここも私は初体験。
一言で申し上げると・・もっと早くから行っていれば良かった！と激しく後悔をした。
注文が少し難しく感じたものの、決して大人数で回していないにも関わらずひとりひとりに丁寧に質問（答えやすい形で質問してくれる）してくれている姿に心を打たれた。
接客もさることながら、手際の良さもピカイチ・・！
フードコートで1番大変な職場なのではないだろうか。
推し活旋風や個の時代ということもあり、カスタマイズの多さは現代に非常に適合しているように感じる。
パンはパサパサなものを想像していたのだが、そんなことはなく、具材も新鮮さが感じられてとても美味しかった。
Carl’s Jr:フェイマス スター（¥1,480)
1941年にカリフォルニアで誕生したそうだ。
個人的には学生時代の自分へのご褒美がこれだった。
「でも、最近行っていないな・・・」とこの企画を通して思い出すことができた。懐かしい味がした。
しかし、自分が歳を重ねて舌も肥えてきたため、「あれ、こんなレベルだったっけ？」というのが正直な感想。
作りたてで熱々、ケチャップかけ放題、セットのドリンクがドリンクバー・・と良いところはたくさんあるけれども、もっと安価で美味しいと感じるものとも出会ってしまったため以前ほどの感動はなかった。
でも、間違いなく学生時代の私の支えになってくれた商品。
また店舗の近くに寄ったら食べたい。
TGI FRIDAYS:ハニーマスタードチキンバーガー（¥1,490）
世界53ヵ国で850店舗展開している全米一のカジュアルダイニングレストラン。
TGIとは、『Thanks Goodness It's Friday!』（訳：やったー今日は金曜日だ！）の頭文字だそう。
日本ではワタミホールディングスが運営している。
私の生活圏（？）ではよく見るため、入店したことはあるのかないのか、記憶が曖昧だった。
とにかく陽キャの集まりの印象。
普通に1人で行ってしまったが、全く落ち着かなかった。
提供時間は30分くらいかかったので、時間に余裕を持って行くべし・・！
ハニーマスタードが絶品！チキンもジューシーで美味しい！
しかし、私が親知らずを抜いた翌日に足を運んでしまったのもあり、パンがすごく固く感じてしまった。
また、ポテトの塩気が強くて、むせた（※個人差あります）
気兼ねなく友人とワイワイ食べるならこのハンバーガー屋さんはぴったりだと思っている。
一方、初心者且つ1人で行くにはそれなりの覚悟が必要だ。お会計もレジではなく、テーブル会計なところが難易度の高さを物語っているように感じる。
バーガーキング：ワッパー（¥820）
1954年にフロリダで誕生。日本には1993年に上陸。
100カ国で19,500店舗展開しており、なんと！毎年1,000店舗以上をオープンさせているのだそう。
確かにバーガーキングは新規でオープンしているのをよく見かける印象だったけどここまで活発だとは思わなかった。そして店が極端に増えると、従業員の教育がままならなくなり、クオリティが下がる・・・というよく見る連鎖（？）が起きていない珍しい場所だと感じている。
そんなバーガーキングの最推しは選べない！（笑）
辛いのが苦手なので辛くさえなければ全部美味しいと感じる😂なので、あえて最もベタなワッパーを推したい。
まず大きさと価格が見合っていない😂原材料高騰で値上げしたのだと思うけど、チェーン店のバーガーが軒並み小さくなる中（食べやすくなったり、軽食という意味で小型化は悪くないと思っている）、大きくなってますか？！と思うくらい大きい。食べ応え抜群。
パン自体が美味しいし、お肉もジューシー。野菜はシャキシャキ！文句なしである。
ワッパーだと大きすぎると感じる人には、ワッパーJr.がオススメ。
また、オニオンリングがとても美味しい！！！
クーポンのアクセスも良く、気軽に試しやすいのも魅力的。
難癖をつけるのであれば、アプリでのモバイルオーダー個人的に使いづらいかな？
誰からも共感されないので、私が極端にアプリ音痴（？）なだけだと思うが😂
ケンタッキー・フライド・チキン：チーズチキンフィレバーガー（¥720）
日本には1970年に上陸。現在では中国・アメリカに次ぐ店舗の多さだそう！
今やチェーンの飲食店では当たり前になりつつあるフランチャイズビジネスを世界で初めて確立させたのがケンタッキー・フライド・チキンと聞いて驚いている。
クリスマスになくてはならない存在になってきているが、個人的にはご褒美グルメの1つになっている。
チキンはさることながらバーガーも安価で美味しい。
ハンバーガー店に分類されるとは思っていなかったのでちょっと驚いた😂
ハンバーガーで好きな商品を選べと言われたら、チーズチキンフィレサンドを手に取りたい。チキンが間違いないので、もうその時点でだいぶ得点を稼いでいるけど、チーズのとろけ具合がたまらない！チキンの邪魔をしない程良い引き立て役感が素晴らしい。
チーズ●●バーガーは●●がメインでチーズがうまく相乗してくれるのが理想なはずなのに、チーズの主張が強すぎて「なんだこれは？」となることが多く感じる。これは本当に絶妙！！
あとポテトも美味しい！
ポテトはカリカリ派（？）の私でもこのケンタッキーのホクホクポテトはバーガーと一緒に食べてなお輝きを増すものだと思っている。
あまりいちゃもんをつけたくないけど、いちゃもんをつけるとしたら年々サイズが小さくなっている気がする・・・値段上げて良いからあと4cm大きくしてほしい。すぐにお腹が空いてしまう（苦笑）
SHAKESHACK：シュルームバーガー（¥1,650）
2000年にニューヨークの公園での屋台が原点だそう。日本では2015年に外苑前に1号店がオープン。当時、『NY発の黒船バーガー』と呼ばれていたような・・・。
私の推しは『シュルームバーガー』
マッシュルームをチーズでフライしたシュルームと、レタス・トマトが入っており、肉はないけどボリューミーなハンバーガーで他社でも見ないハンバーガーが魅力的に映る。
これを食べて写真を載せようと思ったのに・・・注文時の滑舌が悪すぎたのか、出てきたものは『スモークシャック』だった😂😂😂
初めて食べたけど、辛い（カラい）なあ？！？！？！？
辛いが美味しいにつながらない私にとってはとても苦しい一品になってしまった・・・。ポテトが最大の癒し・・・。
注文時はハキハキ聞こえるように喋る・レジの液晶画面のメニューをしっかり確認する・値段が違うと思ったら再確認する・・・これを怠ってはいけないことを身をもって体験できた。
マンチズバーガーシャック：グリルオニオンバーガー（¥1,650)
芝公園駅近く、閑静な住宅街に囲まれた場所で異質を放っていた。
アメリカのトランプ元大統領が来日した際に食べたハンバーガーで話題に。
何から何まで全て自家製というのがポイント。
ふらっと行って20分くらい待ったあと、頼んだハンバーガーを見てあまりの美味しそうなビジュアルによだれが出そうになった。
このハンバーガーに行く前にたくさん食べてきたのでもうそんなに感動はないかな？と思っていたことを謝りたい。とても美味しく、今までのハンバーガーはなんだったのか？と思ったレベル。
パンはほんのり甘く、肉もジューシー（焼き加減が選べてミディアムがおすすめだそう）で柔らかく、野菜もシャキシャキ。玉ねぎが大好きな私にとってはこれ以上ないご馳走のように思えた。
1番人気はアボカドやチーズが入っているバーガーらしいけど、シンプルゆえにいいところがぎゅぎゅっと詰まっていて、こだわりがよーーーーく伝わってきた。また行きたい。
店員さんが非常に親切で心も温まった。
話しかけられるのが苦手な私でも適度に距離をとってくれつつ、知りたいこと（おすすめのメニューや各メニューのこだわり）を気さくに教えてくれる
フレンドリーさに感動した。是非近くに立ち寄った際には足を運んでいただきたい。
JB'S TOKYO
食べログのハンバーガー100名店に選ばれたハンバーガー屋さんで気にはなっていたものの全く行っていなかった。
結論、もっと早く行っておけばよかった・・と後悔するくらい、美味しかった。
パン・肉・ピクルスなど自家製にものすごくこだわっているのがポイント。「まじめなハンバーガー」を目指していると言うのがよくわからず、値段も控えめで正直胡散臭いと思っていた。
お昼時に行ってしまい30分以上待つことになってしまったけど、食べた瞬間の衝撃は忘れられない・・・！
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド バックドロップ』に乗るような高揚感が最初から最後までずっと続いていた。
無駄がなくて素材そのもののシンプルな味付けがとんでもなく私好み。
1年を通して公平な（？）審査をするために、今まで登場したもの・これから触れるものも含めて、もう一度行くことをしないと決めていたのだが、唯一破ってしまった。
定番メニューではなく、月限定のハンバーガーしか食べていないので推しとは言えないけど・・・10月のマッシュルームバーガーが本当に美味しかった。
1個前の店でも「こんなに美味しいハンバーガーあるんだ？！」と思ったけど、またこの店でも思ってしまった😂
関東に5店舗あるのがありがたい・・！
バーガーポリス：塩バーガー（¥1,960）
「東京 ハンバーガー 美味しい」という、検索エンジン初心者のような使い方をしたら出てきたハンバーガー屋さんだった。
いろんなサイトで出てくる上、都内ハンバーガー100（？！）に選ばれているし、「ミシュラン店が手がける〜」というキャッチフレーズに惹かれていくことに。場所は、東急東横線・都立大学駅から歩いて10分もかからない場所にあった。
外見はよく見るタイプの路面店。だけど、雰囲気が桁違い。匂いがもう良い。しかも上品な感じの匂い・・・！
色々な味付けあったけど、1番シンプルな塩バーガーをチョイス。
これ、並のハンバーガーじゃできない。全く誤魔化しが効かない（トッピングは肉のみ、ケチャップやソースもなし）のにパンからもう美味しいし、肉もお肉屋さんで出すようなレベルに感じた。黒毛和牛恐ろしい・・！
美味しすぎて言葉を失った。本当に美味しいものは味付けもトッピングも要らないんだなあ😂
ポテトも絶品。一見普通のポテトっぽかったけど、味が良すぎる。
口コミで見たプリンも今まで食べたプリンで1番美味しかった。
資生堂パーラーに行ったのかと思ったくらい。弾力があってカラメルの主張がないプリン好きはプリンを食べに行くという目的で行っても良いのではないかと思った。
下手な（？）高級料理よりもよっぽどご馳走だった。
アルデバラン：オトナバラン（¥3,240）
検証企画のトリはここに決めていた。
なぜなら、食べログが選出するハンバーガー100名店1位の店だからだ。
麻布十番駅1番出口（東京メトロ南北線寄り）から徒歩5分もかからないとこの雑居ビル3階に店舗を構えている。
当日ふらっと立ち寄ることは難しいと考えた方が良い。
前日までに電話で日時とメニューを伝える。どうやら出来立てを提供するために正確な時間把握が必要だそうだ。もちろん遅刻厳禁。
実際、明らかに予約時間に遅れている人に電話をかけている姿が見受けられた。
全然予約が取れないのでは・・？と身構えて2週間前に予約をしたら、平日だったせいか普通に希望時間に入店することができた。
土日に行くのであればもっと早めに予約を入れておいた方が良いのかも？
雰囲気がおしゃれなバーのよう。
ハンバーガーの前にワンドリンク（水も有料）、コールスロー、サラダが順番に提供される。
コールスローが今まで食べたコールスローの中で1番美味しかった😂ポテトは小ぶりだけどカリカリでポテト本来の甘さを感じる・・！
15分くらい待った後に、事前に電話でお願いしていたハンバーガーが登場！
大きさ・重さが結構ある！そして、1口齧っただけでも笑みがこぼれてしまう美味しさ。パンの焼き加減が最高だし、肉もジューシーで食べ応えが抜群！
・・・しかし、悲しいかな、私は2,000円以上のランチに対して減点方式で見る傾向にあったようだ。
正直、2,000円超えたらそれは美味しいに決まっている。ゆえに100点スタートになってしまい、ちょっとなことがマイナス要員に変わる。
私の好みの問題だと思うが、てりやきソースのカラシ？マスタード？が目立ちすぎているな、と感じてしまった。
さらに、ありがたいことに途中でお口直しのお茶（？）をいただけるのだけれど、それが私にとってはかなり悪い方向にインパクトが強かった。
爽健美茶とQooの白ブドウ味を混ぜた味がして、全然口直しにならず😭
基本的には大満足。行って良かった！と思っている。
しかし、ソースとお茶のネガティブなイメージが少し残ってしまっているのも事実。
ハンバーガー好きな人はぜひ足を運んでいただきたい。推しハンバーガー論議を過熱させるにはうってつけの存在だと個人的には思う。
お気に入りの4店を選ぶなら・・・？
20個を食べるのに11ヶ月も要してしまった😂ので、初期に食べたものの記憶が曖昧になりつつある。
それでもなお印象に残っていて、これからも食べ続けたいと思った4店舗を挙げていきたい。
・バーガーポリス
文章のテンションで伝わっていれば幸いなのだが・・・本当に本当に美味しかった・・！
・都立大学駅方面に全く用事がない
・ハンバーガーとしては決して安いものではない
・全店舗の中で最も交通費がかかった
・駅からそこそこ歩く
マイナス与件は結構あってもそれを一掃して、プラスに変えるのだからすごい・・！頻繁には行けないけど、何かの折に「また行かなくては！」と思わされるそんな逸品だった。
・JB'S TOKYO
バーガーポリスの衝撃で霞みそうになりかけたけど、これだけハンバーガーを食べた中で思わずリピートしてしまったくらい、美味しさと高揚感で幸せな気持ちになることができたという意味でノミネート。
値段も1,500円しないので本当にコスパが最高。
「絶妙に手が届きやすいとても美味しいもの」界の頂点に近い存在だと思っている。
・バーガーキング
店舗を見かけることの多いハンバーガーチェーン店で頭1つ抜けているように感じた。メニューの豊富さ・提供スピード・価格・味のバランスが全部良い。店舗の出店頻度が増えるとオペレーションがいまいちになり、味も落ちるのが世の常（？）だと思っていたけど、それをいい意味で裏切ってくれる。
この検証企画が終わったら、KYOTOバーガーを食べたいと思っていたので、次の休みに食べよう😂
・サブウェイ
数打った企画でランキングをつける際、バーガーポリス・JB'S TOKYO・バーガーキングの3つで締めようと思ったけど・・・やはりサブウェイの存在は大切だと思い、ノミネート。
ハンバーガーの美味しさは肉が決めるモノだと思っていたけど、その考えを嘲笑うかのような野菜の素晴らしさを噛み締めることができた、
野菜が苦手な人もサブウェイに行っていただきたい。私の視野が広がった（今更？）大切な逸品だったということを改めて記しておこう。
総括
軽い気持ちで始め、サクッと半年くらいで終わるかと思ったけど・・1ヶ月に2個以上ハンバーガーを食べるのはキツイ（苦笑）
好きな食べ物、と今まで豪語していなくて良かった😂😂
最後に挙げた4つの共通点、（細かく言えばたくさんあるけど）ソースの主張が激しくなく、素材で勝負しているところだということに今気づいた。
もっとガツンとした味のものが好きな人だったら、ランキングは変わってくると思われる。
身のまわりには多種多様な飲食店が立ち並んでいる。
これからもハンバーガー店に可能な限りお金を落とし、新たな美味しい商品と出会える日を楽しみにしたいなと思った。