すごいぞ!はっせん!■05ー京阪電気鉄道8000系
今回は京阪8000系について語ります。
京阪8000系は1989年から製造開始となった特急用電車で、80両製造されています。1989年は三条から出町柳まで鴨東線が延伸された年で、特急用電車の追加として7両編成1本が製造されました。先代の3000系は3・4・6・7連を組み合わせて運用していたところを7連とするために、この8000系と同様の中間車を追加しています。
好評を受けて順調に増備が進み、7両編成10本が揃ったところで先代の3000系は順次数を減らし、1本だけが残りました。
この1本に増結されたのが自社工場での改造により登場したダブルデッカー(2階建て車両)で、これも好評となったため、8000系の増結車両として10本すべてにダブルデッカーが新製されました。
1本だけ残っていた3000系も8000系の仲間として長らく活躍しましたが、こちらは2013年に引退しています。これとともに京阪で長らく続いたテレビカーの歴史も幕を閉じました。
2017年からは新たな魅力としてプレミアムカーの連結が始まり、プレミアムカー券の購入によって座席指定が可能となり、高品質な座席に確実に着席できるサービスとして話題を集めました。
平成の初めから30年以上、京阪特急の顔として活躍している8000系ですが、まだまだ最前線での活躍が期待できそうです。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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