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旅名人の九州満喫きっぷを使ってきた

JR九州のものすごく守備範囲の広い企画乗車券である、旅名人の九州満喫きっぷを使ってきました。

とにかく利用できる路線が多く、九州島内の鉄道路線のうち、乗れないところを探す方が難しい(実際のところ、帆柱ケーブルとラクテンチぐらい)。
JR線の新幹線や特急列車には乗れません(乗車券と特急券が必要)が、ローカル線中心の移動であれば案外問題がなかったりもします。

JR九州webページから引用(2025年3月31日まで)

発売額は3回分(同一旅程であれば同時に3人まで利用可)で11,000円。1回あたり3,700円ほどで利用できます。有効期間は購入日から3か月なので、月に1回ずつという使い方もできます。

今回は2024年の12月に購入して1回目、年が明けて1月下旬に2・3回目という使い方をしています。

1回目は博多駅から普通列車や快速列車を乗り継いで長崎本線と佐世保線、大村線を乗り通しています。それに加えて長崎市内の路面電車も乗り回しました。乗り継ぎ時間の関係で佐世保線は早岐ー佐世保間を宿題にはしましたが、普通乗車券に換算すると路面電車も合わせてすでに7,000円分ぐらい乗っていることになります。
翌日には香椎線と北九州モノレール、帆柱ケーブルを利用していますが、乗車券利用でも3,000円程度となることと、小倉ー博多間を新幹線で移動していることから満喫きっぷは温存したかたちとなります。

年が明けて2回目は、熊本駅から新水前寺まで豊肥本線に乗り、熊本市電と熊本電鉄を乗り回す。さらにシャトルバスとフェリーを乗り継いで島原に渡り、島原鉄道に乗って諫早へ。諫早からは西九州新幹線を長崎へつなぎ、夕食を楽しんだあと武雄温泉経由で佐世保へ抜けて、そこで泊まりとなりました。この日は私鉄区間が大部分を占めましたが、それでも3,200円分ぐらいは乗っています。

翌日3回目は松浦鉄道全線と唐津線、筑肥線の全線を乗り通し。途中で路線バスを挟んでいますが、この日は全区間が対象となったのでかなり乗りでがありました。筑肥線の乗り入れ区間である福岡市地下鉄も含めて、しめて6,600円ほど乗っています。

これで3回分合わせて16,000円以上乗っている計算となるので、充分もとが取れていることがわかります。いちいち1日乗車券などを買い求める必要がないことも、ありがたい設定の企画乗車券なのでありました。

さて、JR九州では2025年4月から運賃の改定が行われるため、旅名人の九州満喫きっぷも含めて、企画乗車券類の発売額も変更となります。
4月からの発売額は12,000円となり、1回あたり4,000円となります。
そして、長崎の路面電車がエリア外となる変更もありますので、利用される場合は別途1日乗車券などを買い求める必要があります。

4月以降に利用を考えている方はJR九州のwebページなどでご確認ください。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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