突っ込まれた側のせいにできる不思議
昨今、列車にクルマがつっこむのが流行のようでして。
そこで報道に触れるといつも不思議に思うのですが、基本的に線路内に立ち入った車に列車が「突っ込んだ」ことになっていて、列車の進行を妨害しているはずの車が「突っ込まれた」側になるのは、どういった設定なのでしょう。
車はその気になれば地面さえあればどこでも走れるのですが、列車は線路の上しか走れませんし、そもそも車以上に列車は急に止まれません。
踏切をなくせばいいという意見も、類似の案件が起こるたびに話題となりますが、踏切以外にも陸橋の上からとか立体駐車場とかでも容赦なく突っ込んできているのはほぼ間違いなく車の方だと思われます。
列車の運転士さんや関係する係員のみなさん、それからとばっちりを受けてしまう利用者のやるせなさを感じたので、少しばかり書いてみました。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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