山陽新幹線こだま号の個室を利用してみた
山陽新幹線の一部列車で設定がある普通個室。1室4名が定員で、3名以上の利用で普通車指定席として利用できるようになっています。
今回は博多から新大阪までの約4時間半の旅を楽しんできました。
山陽新幹線の普通個室は、700系(N700系ではなく)8両編成の上り方面先頭車にあたる8号車の運転室側に4室あります。ただし、どの列車ででも利用できるわけではなく、8号車が指定席車両であることが条件となります。8号車が自由席の設定である場合は利用できません。
料金は実際に利用する区間の新幹線特急券の人数分。3名以上の利用が条件となるため、3名か4名が同一旅程である必要があります。ただし、個室利用区間を越えて新幹線を利用する場合(例:個室は新大阪ー博多間の利用で、新大阪までは東京や名古屋から東海道新幹線で向かい、改札を出ずに乗り換える)は特急料金を通算することができます。
個室の特急券は部屋単位の発券となるため、人数にかかわらず1枚の特急券として交付されます。新幹線に乗るには乗車券と特急券を自動改札機に投入する必要がありますが、乗車人数と特急券の枚数が一致しないため、駅員のいる改札口を通らなければなりません。
「のぞみ」や「さくら」が次々と追いこしていく中で、数駅ごとに3~6分、駅によっては10分以上停車することもある「こだま」での旅ですが、勝手知ったるメンバーでゆったり過ごす旅というのも、なかなかよいものでありました。
設定本数は多くありませんが、うまく旅程にはまるようであれば、検討の余地は充分にあると思います。時刻表などでお調べいただいた上で、みどりの窓口でお買い求めください。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをお願いいたします。いただいたサポートはたまなび倶楽部の運営費として活用いたします。