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旅の伴にした本(30)―鉄道員という生き方
職業に関する読みものは数あれど、地に足をしっかり付けた人が表現すると、これほどまでにリアルに描写できるものなのかと痛感した書籍がこちらです。
イースト新書Qシリーズ『鉄道員という生き方』大日方樹 著。
2023年1月刊。
現在は岩倉高等学校で教鞭を執る傍ら、鉄道会社や関連企業への就職への道程を付ける立場にある著者。母校でもあるこの学校から多数が鉄道系の職場に進路をとる中でひとたび大学に進学し、そのあと縁あって鉄道会社に就職。そして現業(教員)という独特の職歴を持ち合わせています。
生徒たちの進路で実際に働いたことがあるからこそ見えてくるもの、それをさまざまな角度から具体的に活写している内容となっています。
ここ数年で大きくうねりを見せている業界だからこそ、いろいろな関わり方があることを、この著作は示してくれています。周囲にこの業界をめざそうとしている知り合いがいましたら、ぜひ勧めてみてください。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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