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19.3%は78.2%と言えるのか

気になっていたので、調べてみました。

思うに、世間でいう”勝敗”の目安となる割合を示す値は(B)だと自分は考えています。
ところが実際にこの“勝敗”に関わっている数を、関わることのできる数を分母として除したときに示される割合は(A)となっていることから、(B)を修正するべく3つの値を求めてみたわけです。

まず必要なのは(C)。全数を1とおいた場合、1と(A)の差を求めれば(C)が出てきます。これは“勝敗”に関わることのできる数から実際に"勝敗"に関わっている数を差し引いた数の割合を示しています。
一方で、(A)と(B)の積を求めれば、(D)という数値が示されます。(B)は(A)が1であることを前提にして算出された割合であるので、関わることのできる数すべてを1として求めたものとはいえません。そこで(A)+(C)=1であることを踏まえて(B)を修正したものが(D)となります。すなわち、この“勝敗”において"勝ち"を示す割合は46.90%ではなく、19.28%が実態を示すものと言えるのではないか、という考え方が出てきます。
なお、この場合の"敗け"については(A)+(C)=1という設定は共通で効いているので、同じように実態を示す数値が比例的に変化することからとりたてて問題はないと考えられます。

一方、こういう考え方もありそうです。

(A)は実際に"勝敗"に関わっている数を示す割合、(C)は"勝敗"に関わらなかった数を示す割合ではありますが、(C)は「関わらなかった」のではなく「気にしていない」もしくは「どれが"勝ち"を示しても構わない」「どれが"勝ち"を示してもそれに従う」数を示す割合だとも考えられなくもありません。
そこを念頭に置いて割合を修正するのであれば、先ほど求めた(D)は前提が間違っていることになり、(C)は"勝ち"を示したものについて自動的に追従することになるのだから、(C)に(D)を加えたもの、つまり78.18%という割合を導くことができます。

自分は直接の当事者ではない((A)にも(C)にも該当しない)ので、どうのこうのはいう立場ではないのですが、気にはなるので調べてみたというだけのものでした。
自分としては78.2%ではなく19.3%が“本音”だと思いたい。
だけど、19.3%のものを46.9%にするのはいいとして、それを78.2%のようにしてしまっているのは、他ならぬ58.9%なのではと思うのですが、いかがなものでしょう。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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