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10年前に行った乗りつぶし(extra route)

2009年から記録を始めた「国内鉄道乗りつぶし」。自分の中での基準・定義の中にあるのが「乗車券類を購入すれば乗ることができる路線」であるというもの。その意味では、鉱山内にある保存鉄道や私有敷地内にある専用線、普通鉄道であっても旅客列車が走っていない短絡線や引上線は対象としないことになります。

ただ、それはあくまでも“計上しない”だけであって「乗らない」という意味ではなく、乗ることができる機会があるならばできるだけ体験しようとするのが性(さが)ということになると思います。

いままでこの類いで乗ったことがある路線・区間として規模の小さいものであれば、JRだと武蔵野線と中央本線や東北本線を結ぶ短絡線とか土讃線の坪尻や新改のスイッチバックによる引上線、私鉄だと団体列車で出入りする検車区への出入庫線とか回送列車しか走らない副本線などがあります。

規模の大きいところだと武蔵野線の府中本町ー鶴見間(一部臨時列車で通過できる)とか東海道本線・大阪環状線の茨木ー新大阪ー西九条(関空特急はるかや特急くろしおで通過できる)などがあるのですが、最も印象深いのは立山カルデラ砂防博物館が主催する見学ツアー(一部プラン限定)で乗車できる砂防工事専用軌道のトロッコ列車になるかと思います。

自分が乗ったときから10年が経過しているため、おそらく線路も付替が行われたりしていると思われるので、また勝手知ったるメンバーと再訪してもよい場所だと考えています。
ただ、参加条件はもとより、かねてから人気の企画でもあるのでなかなか日程を繰り合わせるのが大変で、場所柄もあって通年やっているものでもないので、かなりの気合いと準備が必要となるツアーであることは相違ありません。

未踏の方で興味がある方、立山カルデラ砂防博物館のwebページをご確認いただき、検討されてみてはいかがでしょうか。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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