高山本線を富山から鈍行で南下した
返す刀でこんどは富山から猪谷で列車を乗り継いで高山へ戻ります。
次の列車は2番のりばからの発車。2番のりばは山側のホームの西側にあり、乗り継ぎ時間が短い場合は注意が必要です。
JR西日本区間のローカル線で活躍しているキハ120の2両編成が高山本線の猪谷ー富山間のヌシ。さらっと座席が埋まる状態で富山駅を出発。
乗車券は猪谷で一度改札を出て、駅前の様子を見たかったので猪谷で区切る。富山ー高山間は営業キロが100kmに満たないため、途中下車の取り扱いが不可というのもあります。
途中の越中八尾ではキハ85系の特急「ひだ11号」とすれ違い。ここからは本数も少なくなって、よりローカル線っぽくなってきます。ほぼ定時で猪谷到着。ここで約20分の待ち合わせ。
1本の長いホームをゆったり使い分けているようすだが、今回の乗り継ぎは1番のりばの北側と2番のりばの南側という、最も距離がある乗り継ぎに。運転する側としてはこれがベターなのはわかるけど、利用客としては少しでも近い方がありがたい。ただ、信号設備の追加や工夫も必要なので、利用客そのものが多いのでなければ、それはそれでいたしかたないところかもしれない。
こちらは標準サイズの車体を持つキハ25形の2両編成。JR東海の非電化区間のローカル線区間はほとんどこれになりました。
猪谷を出発してほどなく、夜の帳が一気に下りてきて、車窓はほとんど闇か積もった雪。それでも峠を越えた南側では駅に停まるごとに乗車があり、飛驒古川に着く頃には長めのロングシートもそれなりに人が並ぶ状況に。
列車は高山駅で後続の特急「ひだ20号」を先に行かせ、美濃太田までさらに2時間ちょっとの足跡をたどります。猪谷からだと停車時間を含めて約4時間の長旅。特急「ひだ」だと2時間半ほどの旅程となります。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。