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のぶ代さん、ありがとう

物心ついた頃から楽しくいろいろなことを学ぶことができたもののひとつ、それは「ドラえもん」でした。
もちろんコミックスもたくさん読んだし、大百科やコロコロコミックも読んだ。そしてテレビアニメや大長編の映画版なども、ほとんど欠かさず楽しんだ。そう、そこにはいつも愛嬌あふれるあのドラ声がありました。

原作者の藤子・F・不二雄さんと大山のぶ代さんとのエピソードで、アニメのアフレコを覗きに来たFさんが、「ああ、ドラえもんの声ってこういうのだったんですね」とのぶ代さんに語ったというのがあります。今でもとても好きなエピソードとなっています。

21世紀に入り、「ドラえもん」の声優さんは世代交代しましたが、インターネット上の動画や昔を懐かしむ特集番組などでもずっと楽しむことができた、のぶ代さんのドラえもん。言うまでもなく現在のドラえもんは水田わさびさんの声によるもので、しっかり定着していますが、幼少の頃から慣れ親しんだドラえもんの声は、やはり大山のぶ代さんによる印象が濃く残ります。

動くドラえもんにさらなるエネルギーを与え続けたのぶ代さん。表舞台から退いて、よき伴侶を見送る頃には認知が進んでいるという話題もありました。ずっと気にしていましたが、今回の報せを受けて、声の仕事以外にも多彩な才能を活かして活躍されていたことを再び思い起こすことができました。

長らくのご活躍、お疲れさまでした。合掌。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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