わがまちご当地入場券回顧録-1
今回は道南、函館エリアの駅と北海道新幹線の駅についてご紹介。
この地域の入植は記録があるところで室町時代と歴史も古く、
アイヌとの交流の歴史もこの地域から始まっています。
函館から鉄路が延び始めたのは1902年。
青函連絡船は1908年から運航を始めました。
そこから80年、青函トンネルが開業して陸路でつながり、
2016年には北海道新幹線が新函館北斗駅に到達。
2030年の札幌延伸に向けて工事が進んでいます。
それでは各駅の概要をまとめておきます。
【函館駅】<H75>
函館市(人口約26.5万人)の駅。1902年開業。
ただし現在の駅は1904年に開業したもの。
函館本線の起点駅で、次駅の五稜郭<H74>から
道南いさりび鉄道(旧江差線)が分岐する。
駅前には路面電車(函館市営)が走っており、
湯の川と函館どつく前・谷地頭を結ぶ。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……4/8。北海道フリーパス利用。
キハ183系入場券、30周年記念カードも入手。
【新函館北斗駅】<H70>
北斗市(人口約4.6万人)の駅。渡島大野駅として1902年に開業。
2016年に北海道新幹線が開業して改称された。
新幹線の乗り入れとともに特急列車が経由するようになり、
基本的に全列車が停車する。
函館駅<H75>とは快速電車や普通電車によって約15~20分で結ばれている。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……4/8。北海道フリーパス利用。
キハ183系入場券、30周年記念カードも入手。
【大沼公園駅】<H67>
七飯町(人口約2.8万人)の駅。名勝大沼の玄関口として臨時乗降場として
1907年に開業。駅としては1924年に昇格。
朝方と夜間を除く時間帯の特急列車が停車。
逆に普通列車は日中が少なくなる。
1面1線の駅で列車交換(すれ違い)はない。
新函館北斗駅<H70>とは特急だと10分ほどだが、
普通列車の場合は新函館北斗駅を経由しない列車もある上に、
交換待ちの関係で15分ほどから30分ほどかかる場合がある。
森駅<H62>へは特急列車で17~20分ほど、
普通列車で30~40分ほどかかる。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……7/23。北海道&東日本パス利用。
キハ183系入場券も入手。
【鹿部駅】<N68>
鹿部町(人口約4,200人)にある唯一の駅。
函館本線の噴火湾側を経由する通称「砂原(さわら)線」にある駅。
1929年に大沼公園(当時は大沼駅)から大沼電鉄が路線を延伸して駅を設置。1945年に函館本線が開通した。
大沼公園駅<H67>を経由する線路は距離が短い代わりに
南へ向かって急勾配となり、蒸機時代の客車優等列車や
現代の貨物列車は下り(札幌方面)が大沼公園経由、
上り(函館方面)が砂原・鹿部経由を原則として運用されている。
新函館北斗<H70>へも森<H62>へも約30~50分かかる。
★ご当地入場券の発売場所……道の駅「しかべ間歇泉公園」で取扱。
鹿部駅からはバスで20分ほどかかる。
函館駅前からの路線バスも使えるが、約2時間かかる。
☆購入日、交通手段……11/4。新函館北斗からレンタカー利用。
【木古内駅】
木古内町(人口約4,500人)の駅。1930年に江差線の駅として開業し、
1936年に江差へ延伸、
1937年に松前線が開通して松前へとつなぐ拠点駅となった(1988年廃止)。
1988年の青函トンネル開通によって特急列車の一部が停車するようになり、
2016年の北海道新幹線開業によって新幹線の駅となった。
江差線は2014年に木古内以西が廃線、以東は新幹線開業とともに
経営分離され、道南いさりび鉄道として運行している。
新幹線で新函館北斗へは約13分、道南いさりび鉄道で
五稜郭まで60分前後で結ばれている。
青函トンネルの先、奥津軽いまべつへは約33分。本数は上下7本となる。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……7/22。北海道&東日本パス+オプション券利用。
キハ183系入場券も入手。
【奥津軽いまべつ駅】
青森県東津軽郡今別町(人口約2,700人)の駅。
隣接して津軽線津軽二股駅がある。
1988年の青函トンネル開業とともに津軽今別駅が開業、
特急列車2往復が停車していた。
2016年の北海道新幹線開業とともに現在の奥津軽いまべつ駅として
改めて開業となった。
JR北海道の駅として唯一、北海道以外に所在する駅である。
青春18きっぷや秋の乗り放題きっぷで青函トンネルを経由する場合は
青森―津軽二股間と木古内―五稜郭・函館間を在来線で
乗り継ぐかたちとなるが、効率よく乗り換えられる列車は少ない。
駅前には道の駅いまべつがある。レンタカーも営業しており、
奥津軽エリアの観光にも活用できる。
路線バスを使って津軽鉄道の津軽中里駅に約60分で、
三厩駅へも25分ほどで向かうこともできる。
新青森駅へは新幹線で約15分、津軽線で三厩へは約15分、
青森へは直通列車で約60~70分かかる。
★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……11/3。えきねっと得ダネ利用。
新青森-いまべつ弾丸往復。
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