1999年と2006年の悔恨は何だったのだ
用賀と海の中道大橋で起きた惨劇は、結局2021年にも起きてしまった。
それまでにも類例はあるが、あまりにもの狙いうち感が半端ない。
言ってしまえば前二者はクルマとクルマ、今回はクルマと歩行者だが、どちらにせよ取り返しのつかないことを平然とやらかしている。
「子が親より先立つのは最大の親不孝」というらしい。
ではこの場合、その親不孝をさせてしまったのは、誰なのか。
先立たれた親は、泉下に旅立った後もその不孝を抱き続ける。
では親か。子どもを守れなかった親なのか。
違うだろ。
じゃあ酒のせいか。酒がなければこの不孝はなかったのか。
全世界の酒造メーカーや蔵が不孝の枢軸だというのか。
違うだろ。
これ以上はここでは、書かない。
当事者には届くことのない、このやるせなさ。
だからほんのひとしずくでもいい、巻きこまれた人たちに潤いがもたらされることをただただ願う。それだけ。
あかん、今宵は指が進まんわ。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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