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ヨン・サン・トオ甦る

少し前に、このような話題について触れています。

これを投稿してほどなくして、話題にしていたJTB版時刻表の新たな復刻版のリリースが発表されました。
(下記のプレスリリースは発売当日のものです)

実は当方の手元には発売当時、つまり現在(2021年)から50年以上前に発売されたものがあるのですが、今回発売されたものも購入しました。

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さすがというだけあって、再現の質はホント見事。

当時の売価は180円で、大手私鉄の初乗り区間が20円だった時代。
復刻版は1,980円(10%税込)で、現在の大手私鉄の初乗り区間は150円前後。
やはり物価相応の値段になっているのがわかります。

だけど手に取って見て改めて実感するのが、当然なのですが扱いやすい。

古書と新版というのもさることながら、やはり経年を積んだものとできたてと比べると、やはりできたての方が扱いやすいし、読みやすい。

そして“本文については”ほぼ完全に再現されているので、当時の国鉄・会社線の当時を窺うには、ものすごくローコストの「新刊」となります。

優等列車の編成表はもちろん、当時は少数派だったハイウェイバスや航空も載っています。また、当時は返還前だった沖縄航路についても要問合せながら記載があります(言うまでもありませんが、現在はつながりません)。

こういった貴重な史料を物価相応の値段でリリースしてくださる出版社と、それに余すところなく力量を注ぎ込んでくださったスタッフのみなさまに敬意を表して、じっくり楽しませていただきます。

ご購入は、書店もしくは下記にて。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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