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2003年10月の新大阪駅(在来線)
今回は2003年10月の新大阪駅のうち、在来線のものをとりあげてみます。
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東海道・山陽本線組については、ぱっと見だと変化がないように見えますが、前回投稿の1999年からの約4年でいろいろ進化が繰り広げられています。
見てわかるレベルのものは米原発着となる特急列車のお目見え。これは関空特急「はるか」の運転区間延長と乗車整理券発行による座席定員列車「びわこライナー」を特急「びわこエクスプレス」に再編したものとなります。それから山陰方面の特急陣も少し増発がみられます。一方で長野方面の急行「ちくま」が臨時列車に格下げとなっていることが挙げられます。
時刻表だけではわかりにくいものの、現地にいると顕著となる変化としては、新快速の高速化と北陸方面の特急の世代交代があります。前者は223系の増備による130km/h運転が拡大されたことによるもので、大阪・新大阪の発着時刻はあまり変化がないものの、京都以東や明石以西になると少しずつ時短が進むことによって発着時刻に変化が生まれました。後者は特急「スーパー雷鳥」に運用されてきた485系が681系・683系による特急「サンダーバード」に置き換えとなり、「スーパー雷鳥」は消滅して「雷鳥」も本数が減少しています。
一方、阪和線直通組については関空特急「はるか」や特急「(スーパー)くろしお」「オーシャンアロー」の一部に西九条停車の列車が設定されたことが目立った変化となっています。
これは2001年、此花区の工業エリア跡に開業したユニバーサルスタジオジャパン(USJ)へのアクセスとして桜島線(JRゆめ咲線)の大増発が図られ、その接続駅となる西九条駅に関空や京都から直接乗り入れている「はるか」や「くろしお」も停車するようになったというものです。設定時間帯もそれを意識したものとなっており、開園時間の前となる朝ラッシュ時はすべて通過のままとされ、和歌山以南のアクセスとなる「くろしお」組は13時台までは和歌山方面発のみ停車、14時台からは和歌山方面ゆきのみ停車という設定になっていました。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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