北の大地の入場券を求めてー実際の行程1回目(千歳→函館→旭川→千歳)
北の大地の入場券86駅全部行ってみたシリーズ。
1回目のトピックは「実際の行程1回目」とします。
あれこれお膳立てするよりも、まずはどのような動きだったかを
見ていただきましょう。
今回の旅程について検討をし始めたのは6月はじめ。
そして夏休み周辺の予定が見え始めた7月初旬に、空路をまずは押さえる。
この時点では7/28(火)昼発、7/30(木)夕着の往復として、その前後は仕事。
目的は「北の40(ヨンマル)記念入場券」の収集がメインで、
残っていたのが函館エリアと日高本線の静内、宗谷本線の名寄と
道東の遠軽、網走、帯広に釧路。
いわゆる道南を今回攻略して、道東を釧路発着で行脚すれば
名寄をどうするか?と施策を練ることに。
空路を押さえて1週間ほど。7月10日のことだった。
「北の大地の入場券」発売開始のリリース。
「北の大地の入場券」を発売します
発売箇所は86か所と「わがまちご当地入場券」より減少したものの、
北は稚内、東は根室、南は様似や奥津軽いまべつと
攻略範囲は結局、とてつもなく広い。
発売箇所の一覧をもとに行動範囲を整理し直した上で、
スケジュール調整を進めた結果、
28日(火)は朝から渡道できる目途がつき、道内滞在時間も大幅に拡大。
宿泊地を函館、旭川とすることで
山線エリア→噴火湾&太平洋沿岸→宗谷本線攻略の流れが完成。
最大で35枚の「北の大地の入場券」獲得を企む旅程が組み上がった。
それでは、ここからが本題。
7月28日火曜日、千歳エリアの天気は晴れ。
新千歳空港に到着して、レンタカーの手続きを順調に済ませて出発。
この日の最終目的地は函館で、そこまでに13の発売箇所を訪れる。
道央道と札樽道を乗り継いで余市へ歩を進め、
函館本線の山線の駅をなぞる。
対象となる駅は余市、倶知安、ニセコ、昆布、熱郛、長万部で、
昆布と熱郛は無人駅のため、近隣の施設での取扱となる。
余市駅は11:50頃の到着。
倶知安駅は12:45頃の到着。
ニセコ駅が近隣ではあるものの、窓口が閉まっている時間にあたるので
1つ先の昆布駅最寄り、蘭越町交流促進センター幽泉閣を先に攻略。
ニセコ駅と昆布駅は約12kmの隔たりなので、
このような動きもありといえる。
次の熱郛駅のものは近隣の道の駅くろまつないでの取扱。14:45頃の到着。
熱郛駅から道の駅までは徒歩だと15分ほどみておけばよいか。
長万部駅には15時過ぎの到着となった。
ここからは八雲、森、大沼公園、鹿部、新函館北斗、木古内と
「北の40」のみの扱いである七飯駅を組み合わせることになるのだが、
この区間については翌朝も回ることができることを念頭にルートを組み、
取扱が早めの時間で終わる大沼公園と鹿部をどう攻略するかを検討する。
翌日の動きと組み合わせて勘案するに、朝の取扱開始時間を絡めると
空振りになった場合に鹿部の方が遠回りになることから鹿部を先に攻めて
あわよくば大沼公園も獲得、というシナリオを描く。
八雲駅は15:45頃の到着。
森駅は16:30頃の到着。
鹿部駅の取扱場所となる道の駅へは30分ほどで着く想定。
行ける!と思って現地に着くと営業終了と。
かねての自粛期間の営業で短縮営業となっており15:00で終了。
朝もかなり遅い時間からの営業となり、断念。口惜しや。
気を取り直して大沼公園。渋滞なく移動できて17:20頃の到着。
新函館北斗駅は17:45頃の到着。雨が降り出した。
七飯駅は18:00着。
時間も体力もまだあるので、木古内へも足を延ばす。
木古内へは函館からも七飯からも新函館北斗からも40kmほどだ。
木古内駅到着は19時を回った。
新幹線の駅ということもあって営業時間は22:00まで。充分間に合った。
函館のホテルに到着したのが20:30頃。
一息ついてから函館駅に足を運び、改札口横の窓口で購入。
釣果は「北の大地」12枚、「北の40」6枚。
ううむ、鹿部なあ……と唸りつつ、床につく。
2日目、7月29日水曜日。道南の天気は概ね晴れ。
この日の最終目的地は旭川。照準に定めている経由地は日高本線の様似駅。
様似駅の取扱時間は16時までで、そこまでに室蘭本線、日高本線の取扱駅を確実に拾いたい。
対象駅は豊浦、洞爺、伊達紋別、室蘭、東室蘭、登別、白老、苫小牧、
新冠、静内、浦河、様似となる。
新冠と浦河は無人駅のため、近隣の施設で購入となる。
様似に何時に着くかによって、そのあとの立寄地を決めることにしていた。
函館は6:50の出発。ゆとりのある出発に見えるが、
豊浦駅の取扱開始時間が9時からなので、それに合わせた次第。
洞爺駅には9:20頃の到着。
伊達紋別駅には9:35頃の到着。
室蘭駅には10:10頃の到着。
かなり順調に推移していることから、少しばかり母恋駅に立ち寄り。
東室蘭駅は「北の40」のみの取扱。10:45頃の到着。
登別駅は11:10頃の到着。
白老駅は正午少し前に到着。
「ウポポイ」開業によって最寄駅となり、駅前が整備された。
苫小牧駅は様似から戻ってきて寄ることもできるが、
時間に余裕があるため、先に経由。12:25頃の到着。
ここからは日高本線のエリアに入る。
「ご当地」の場合は厚真町、むかわ町、日高町もそれぞれ取扱があったが、
無人駅しかない地域であるためか、今回は一気に新冠町まで歩を進めることができる。
無料区間である日高自動車道を活用して、
道の駅サラブレッドロード新冠へは13:45頃の到着。
静内駅へは14時過ぎの到着。遅い昼食を駅そばで済ませる。
浦河駅は無人駅。駅から徒歩10分ほどの所にある浦河観光協会で取扱。
15時過ぎの到着。様似へは20分ほどの距離。
様似駅へは15:25頃の到着。充分間に合った。
さて、様似から旭川へは苫小牧エリアを経由して約340kmほど。
カギは道央道をどれだけ乗るかということと、
どこまで次回以降にまわせるかということ。
千歳線、函館本線小樽以東、札沼線が対象となる中で、
遅くまで窓口が開いていてクルマが停めやすく、
列車だと寄りにくいところを想定して、
札沼線の石狩当別駅、函館本線の滝川、深川の両駅を経由地とする。
千歳線の取扱駅はどこも橋上駅で駅前もそう広くなく、
そもそも列車がとても便利。
一方で、美唄以東は特急列車中心の駅ばかりが残るため、
片付けておきたいエリアとなるが
すべてに寄っているほど時間があるわけでもない。
いずれ道央はまたの機会に寄ることになるため、今回は割り切る。
石狩当別駅に到着したのは19時過ぎ。まだ空は明るい。
滝川駅着は20時過ぎ。
深川駅は20:50頃の到着。深川駅は24時過ぎまで窓口が開いている。
そして旭川駅に21:30頃に到着。
ホテルは駅から離れているため、先に立ち寄った。
釣果は「北の大地」15枚、「北の40」4枚。
27/86で早くも3分の1近くの獲得。
今さらながらクルマの機動力はさすがとしか言いようがない。
3日目、7月30日木曜日。旭川の天気は晴れ。道北・道央も好天らしい。
この日の最終目的地は新千歳空港13時半リミット。
照準に定めた経由地は宗谷本線の美深駅。旭川から約100kmの北上となる。
美深駅の奥は音威子府駅だが、ここまで足を延ばすと返却が難しくなる。
そしてこの行程のカギは取扱場所の営業時間。
宗谷本線の対象駅を北から順に開始時間を列挙すると、こうなる。
美深 8:30
名寄 7:40
士別 6:00
剣淵 8:00
比布 10:00
永山 7:00
参考までに、旭川周辺の駅を並べると、
上川 7:15
美瑛 6:30
石狩沼田 駅窓口7:20、セイコーマート5:00
早起きして先に立ち寄る場所が、そうもないのである。
従って、美深8:30を目途に逆算して士別→名寄→美深と移動し、
来た道を剣淵→比布→永山……と戻る流れを組んだ。
旭川発は6:15。
名寄にあまり早く着いても仕方ないので、のんびり針路を北にとる。
士別駅は7時過ぎの到着。
名寄駅は営業時間ちょうど(7:40)に到着。ちょうど列車も入線。
「北の40」はここが最北端の取扱駅となる。
美深駅に車を寄せる前にセイコーマートへ寄り道、朝食で時間調整。
駅前へは8:35着。
剣淵駅は9:45頃の到着。駅前の店舗で取扱。
比布駅へは10:20頃の到着。駅前のマンホール蓋にポケモンが追加。
永山駅は10:40頃の到着。
近隣には愛別町や当麻町があるが、無人駅しかないためここが取扱場所に。
あとは営業時間が短い道央の駅を攻める。
空港への通り道になるところということで、栗山駅と追分駅を選択。
どちらも営業時間が短めで列車も少ないが、空港から近いため融通が利く。
栗山駅は正午過ぎの到着。土休日だと窓口が閉まっている時間となる。
追分駅へは12:40頃の到着。空港へは約30分の距離。
給油を済ませて返却。無事、空路の人となることができた。
3日目の釣果は「北の大地」8枚、「北の40」1枚。
35/86で4割の消化となった。
ご高覧いただき、ありがとうございました。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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