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WoTコミュニティのために私のできる事

2月4日に系さん(@KeI_kakari)とCCの京蒼さん(@AoiGamesVT)の合同で主催するレースイベントがあり、拙僧も参加させて頂いたのだが、30人くらいでワイワイと楽しかった。戦う車両である戦車で、弾を撃たずに走り続けるというのは、誰のアイディアかは知らないが面白い。

レースから帰ってきた私は、族長やウンバボ族のメンバーと雑談したのだが、やはりレースは面白い!という話になり、早速自分で企画してみることにした。

ウンバボ族の適当なメンバーに声をかければ、人はすぐさま集まる。イベントを嗅ぎ付けたクラン金庫こと闇雪さんが、賞品を出してくれるという。私ももちろん出資する。副司令官のまいるさんは、レースのためにコースを考えてくださった。はっちーさんは、私の良い相談相手で、イベントの企画を一緒に練ってくれた。

2月8日には、CCの蒼さんとずいかくさん(@5rayteruharulve)
がイベントサーバーに来てくださり、陣容は整った。ジャガイモ畑から何人か掘り出し、スタッフに充てた。イベントを思いついてから4日後には準備が整い、あとは参加者を集める事と、若干のブラッシュアップが必要なくらいである。イベントを開催するのは3月5日。どうか褒めてほしい。

ある人が、「玉虫はなぜイベントを企画するのか」と聞いたことがある。

不思議なのだ、ウンバボ族に所属していると定期的に「ゲームを利用するが楽しい以外の開催理由のないどうでもいいイベント」が発生するので、つい慣れていた。

たかし族長が、そういう人ではないか。

族長がクランウンバボを興した時、CWEを目指した強豪クランは山ほどあって、それに行くために集団戦を盛んにやったりしていた。しかし族長は、常に自分のスタイルで、「ただ面白い」配信を続け、強豪を歯牙にもかけず、ただ手を叩いて笑っていたのだ。

それを慮るに、私は族長のそういう面に自然に影響を受けてきたから、「なんかおもしれぇことねぇかな~」の精神で、自然とそういうイベントを練っている。

そういう単純に自分の楽しい事だけを目指して動いている。

CCの蒼さんが、先日のレースの後、こんなツイートをしていた。

なるほど、これは大業である。大志である。私は敬服する。

惜しいかな、彼女が生まれるのが後5年早ければ、WoTも勢いがあり、素晴らしい「マスターコントリビューター」になっていたに違いない。

しかし時の流れは残酷で、WoTというゲームは疲弊し、コミュニティの傷も大きくなっている。もし、今からこのゲームを盛り上げるなら、大修理が必要であろう。しかしそれに見合うだけの報酬は、支払われないに違いない。

私には大業は無しえない。そのコミュニティに支払うべき犠牲は、人生のもっと別の場所で使うべきだろう。たかがゲームである、というどうしようもない理屈と感情が、私を押しとどめるからだ。

だから私は、蒼さんと同じようにゲームの世界を見て、コミュニティを盛り上げたいと思いながら、同じようにすることができないのである。

私は、つくづく実感する。いかに自分が小さい男であるか。

ともかくも3月5日、またコールすることになるだろうが、一応紹介文を貼り、お茶を濁すことにする。

私には、私のできることを。


インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。