ウンバボ入京~当日編~
タクシーが四条通りを右折して鴨川沿いを五条方面に走った。
「京都の街は変わりませんねぇ」と話しかけると、
「変わらん変わらんて、夏は暑いし冬は寒いし、住みづらい住みづらいて言うて、みな出ていきません。」と言われた。
「そうでしょうが、田舎の町は変わりやすいもんです。田んぼは宅地になり、商店街はシャッターが立ち並んでいくんです。町並みはあっというまに変わります。」
「なるほど、そういうことなら京都の街は変わりようがないかもしれまへんなぁ」
清水五条でタクシーを降り、運転手さんにお礼を行った。
ここで合流する予定...。
近くのファミリーマートのベンチに座り、時間まで待っていた。まず闇雪氏がやってきた。そしてみょん氏、最後がすかいみ氏。今日はこの4人である。
懸念が、あった。
どうも私は有痛性外脛骨らしい。数日前から踏み込む度に土踏まずの上の方に強烈な痛みがあり、特に右足が酷かった。
整形外科に行っても、痛み止めと湿布が処方されてるばかりで、何も変わらない。
仕方なく足を引きずりながら京都に来た。体のどこかに不調がある私にとっては、当たり前でもあるので、中止はしなかった。
清水坂近くのお好み焼き屋で昼食を取り、坂を登る。途中休憩を挟みつつ霊山護国神社に参拝し、木戸孝允墓地まで登った。
酒と餅を備え、静かに祈った。彼とは同じ国の生まれである。
霊魂は今も日本の未来を憂いているのだろうか。
ただ静かに、京都を見守っていた。
その後、山を下り祇園を歩いた。
すかいみ氏はグミを何袋も持っていて、常に食べていた。ウサギか何かのように、食べ物が胃袋に入っていないと我慢できないようだ。
闇雪氏はサイズがデカイので、喫茶店の椅子にギリギリ収まっていた。
みょん氏はなんかなんか。
これから4人で居酒屋でも行こうと思っている。
少し長い休日になった。
インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。