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出産に立ち向かうための、ソフロロジー式イメージトレーニング

2011.3.10、長男を出産し母になった。

出産に「怖い、痛い」という印象が強かった私は、恐怖に立ち向かうためにとりあえずベネッセの出産雑誌を購読した。

そこから「ソフロロジー式イメージトレーニング」を知り、本とCDを購入した。
https://www.amazon.co.jp/「ソフロロジー」なら出産の不安が喜びに変わる―フランス発の超・出産法-松永-昭/dp/4774506680/ref=mp_s_a_1_4?dchild=1&keywords=ソフロロジー出産&qid=1615410535&sprefix=ソフロロジー&sr=8-4

出産時の陣痛は、そのメカニズムがわからないこと(※10年前の話)、わからないがとりあえず痛いこと、痛みは紛らわすしかないこと、そのために呼吸に意識を向けること、そんな感じのことが書いてあった。

陣痛の痛みに耐えるには気を紛らわすしかない、というのが驚きだった。これだけ医学が進歩しても、まだわからないことがあるんだ、しかも人類が誕生してからずーっと途絶えることなく行われてきた出産で。まさに生命の神秘!

そして本とCDが届いたその日から、真面目にソフロロジー式イメージトレーニングに取り組んだ。毎晩CDを聴きながら眠るだけだったが、ゆっくりとした腹式呼吸とお腹の赤ちゃんに意識を向けて眠る日々は心地よかった。

ただイメージトレーニングと本番はやっぱり違い、第一子(長男)出産の時は大変だった。今思うと、あれは過呼吸だったのではないかと思うのだが、とにかく頭が痛かった。「吸う息よりも、吐く息を意識して」とは、その数年後出産した妹から教えてもらった呼吸のコツだ。長男出産時の私は、明らかに息を吸い過ぎていた。(あんなに苦しかったのは、陣痛促進剤を使ったせいもあるかもしれない。破水後、なかなか陣痛が来なかった。)

吐く息を意識して、吐く時の腹圧でお腹の赤ちゃんを下に押して、と長女の出産に臨んだ。苦しいことは苦しかったが、長男の時のように頭がくらくらすることはなかった。次女出産時もそう。苦しいなりにも、やはり3人目が一番楽だった。

読んでくださっている方の中には、これから出産を迎える方もおられるだろう。どうか、お身体を大事に幸せな出産を。経膣も帝王切開も無痛分娩も、やっぱり大変さは変わらないと思います。
個人的には、一度は無痛分娩を体験してみたかったが、それはまた、次の人生で^o^

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。