自分自身の気持ちを知る手段

文字にすることによって自分自身の気持ちに気づくように、私は身体に不調があらわれることによっても自分自身の気持ちに気づくことがある。

身体が教えてくれるのは、主にネガティブな気持ちだ。私はネガティブな気持ちに気づくのが遅いのかもしれない。

金曜の夜もそうだった。久しぶりの友人5人で食事に出かけたのだが、帰宅してからひどい頭痛と吐き気に襲われた。布団の中で横たわりながら原因を考えていた。思い当たるのはやはりその食事会しかない…。

きっと私はその食事会で無理をしていたんだろうと思う。5人だから、5人みんなが一つの話題で会話のキャッチボールを楽しむことは難しかった。お喋りな人の独演会かお喋りな人2人の漫才のようになり、残りは頷くだけの聴き手。たまに自分の意見を言いたくなって自分の経験を話したくなって口を開くタイミングを見計らっているのだけど、テンポの速いお喋りの切れ目をなかなか見つけられなかった。外に向かって表現したい自分自身の気持ちをたくさん飲み込んだ食事会だった。

身体に不調があらわれて、原因を頭で考えて、それをさらに文字にすることによってようやく私は自分自身の気持ちに気づいた。

さあ、また一週間頑張ろう。

#エッセイ #コラム #日記

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