将来の夢

今日は小学校の参観日だった。小学校四年生の三男のクラスに張り出されていた将来の夢についての紙を眺めていて、様々だなあと驚いた。

長男の時も次男の時も同じように張り出されていたはずなのだが、みんな似たり寄ったりのことを書いていた気がする。男の子はサッカー選手、女の子は美容師さんとかお菓子屋さんとか…。

三男のクラスメイトはユニークだった。

女の子は、美容師、ケーキ屋さん、看護師、薬剤師、動物のお医者さん、医者など。

男の子は、サッカー選手、野球選手、電車の運転手、大企業のサラリーマン、科学者、役者、そうぎや(葬儀屋のことだろうか)、ユーチューバーなど。

三男はと言えば、最初に「旅行家」と書いていたところを消して「サッカー選手」と書き直していた。

「旅行家」のままでよかったのになあ。書き終わって周りを見渡した時にハッとしてしまったのかなあ。そんなところも含めて三男らしいけど。

次男は保育園の頃から一貫して将来の夢は「サッカー選手」だ。中2の今でも。長男は「サッカーに関わることかつ在宅でネットでできること」だと思う。

ちなみに私は約10年前までは「産業翻訳者」をしていて、今は「科学者」に近いことをしている。そんな私が小学生の頃に抱いていた夢は、「特派員」だった。今でいう「ジャーナリスト」に近いかもしれない。世界で起こっていること、当時は飢餓や戦争のニュースが多かったと思うが、そういう世界の実態を日本のお茶の間に広く届けなければと思っていた。みんなが思っている当たり前は当たり前ではないこと、のほほんと暮らしている間に世界では命の危機にさらされるような局面が次々に起こっていること、そんなことを伝えなければと思っていたのだった。

#エッセイ #日記 #コラム #将来の夢

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