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まとめノート(民事訴訟法)
こんにちは、be a lawyerのたまっち先生です。
今回は、民事訴訟法のまとめノートが完成しましたので、本記事を執筆させていただいております。
1 民事訴訟法の勉強法
民事訴訟法は、弁論主義、処分権主義、既判力などの聞き慣れない単語が多く登場するので、特に初学者の方は最初は困惑すると思います。ただ、出題頻度が高い論点はそう多くはないので、とりあえず重要度の高い論点だけ押さえてしまおう、というスタンスで良いと思います。
基本7法の中でも、特に抽象論の多い科目ですので、理論を理解できていないと苦手意識を持つことになってしまうでしょう。
その意味でも、正しく法理論を押さえることができる教材選びが重要になってきます。
学習順序としては、
① 基本書or予備校の基礎講義を用いて基礎知識(基礎知識・判例知識)のインプット
② 演習書を用いてアウトプット
③ 過去問演習(+過去問添削や個別指導)
となります。
民事訴訟法は判例の射程が問われることが多い科目の一つです。
そのため、他の科目に比して特に判例の理解が重要になってきます。判例の結論のみならず事案、結論に至る論理の流れを押さえておかなければ、判例の事案とは異なる事実関係の問題が出題された場合に判例の規範をそのまま用いることができるのか(判例の射程が及ぶのか)が判断できないことになってしまうためです。
判例の射程を論じることができるようになるためには③の演習を繰り返し行うことが重要になってきますので、①、②は早く終わらせてしまってなるべく③の過去問演習の時間を多く確保したいですね。
2 民事訴訟法のおすすめの基本書・演習書
(1) おすすめ基本書
民事訴訟法のおすすめの基本書は、リーガルクエストです。
王道中の王道ですが、いまだに使っている受験生が多い印象です。
リーガルクエストの特徴としては、癖がなく偏りがない記述のため初学者から上級者の方までおすすめできる教材です(ただ、ページ数が600ページを超えるため、初学者の方は最初は苦労されるかもしれません)。
ただ、よくわからないなりにザッと読み進めていただき、論文演習に入って以降に分からない論点にぶつかった時にリーガルクエストに立ち返って抱くと一気に理解が深まっていくと思います。それほど各論点について詳細な記載がされている良書といえるでしょう。
(2) 演習書
おすすめの演習書はこちらも定番ですがロープラクティスになります。
問題数が豊富のため、これ一冊で民事訴訟法の出題が予想される論点を網羅的に学習することができます。解答例はないですが、解説が丁寧なので問題文を見て、答案構成を行い、論点抽出→規範定立→当てはめの一連の流れを具体的にイメージトレーニングする教材として適しています。何周も繰り返し回すことで民事訴訟法の論文力を確実に高めることができるでしょう。
3 be a lawyer作成のまとめノート
最後にbe a lawyer講師作成のまとめノートをご紹介いたします。
約14万文字の大容量となっており、初学者はもちろん、予備試験、司法試験を突破するために必要な知識を網羅的に抑えることが可能です。
各論点の論証に加えて、判例の解説や論点の解説を記載しているため、インプット教材としてご活用いただけます。
本まとめノートは基本書から贅肉部分を削ぎ落として論文式試験に出題が予想される重要論点に絞って解説を加えたものですので、基本書では情報量が多すぎてよく分からないという方におすすめできます。
また、基礎知識を一通りインプットして演習に入りたいという方にも、基礎知識が正しくインプットできているのかの復習教材としてご活用いただけると思います。
なお、本まとめノートは別途販売中の論証集と組み合わせて使用していただくことでより効率的に学習を進めることができます。
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【まとめノートサンプル】
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本記事をご購入いただいた方は、まとめノート(民事訴訟法)のPDF版をダウンロードいただけますのでぜひご検討ください。
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