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日韓夫婦|結婚移民(F-6)ビザを申請してきました

안녕하세요. 韓国在住2年目のtamaです。

私は韓国ワーホリから帰国後、東京の韓国領事館にて結婚ビザの書類を提出してきました。結婚ビザは婚姻届を提出する時よりも準備しなければならない書類がたくさんありました。

韓国在住の日韓夫婦の友人から結婚ビザの準備の大変さを事前に聞いていましたが、書類の多さに私達も最初は苦戦しました…。でも、しっかりとリストを作って準備すれば思っていたほどの大変さはありませんでした!(個人の感想です)

今回は私が準備した結婚ビザの書類についてご紹介します。

ワーホリビザから結婚ビザへの変更について

冒頭で、『帰国後に日本にある韓国の領事館で申請した』とお伝えしましたが、
韓国滞在中に韓国国内で結婚ビザの変更をすればいいのでは?と中には思った方もいるかもしれませんが…

ワーホリビザ(H-1)から結婚ビザ(F-6)へ変更をする場合、韓国国内では基本申請することができません。

その理由としては韓国の法律上、ワーホリビザ(H-1)はビザが満了したら必ず帰国をしなければならないことになっているからです。

しかし例外として、お子さんがいらっしゃる方や妊娠中の方は韓国国内での変更が可能なことがあるようなので、ハイコリアまたは管轄の出入国管理事務所に問い合わせてみてください。

また、ワーホリビザではない留学ビザなどの場合は韓国国内で結婚ビザへの変更が可能なので、ビザの種類に合わせて一度調べてみてください。

準備する書類

私が実際に準備して提出した書類をご紹介します。

- 提出書類一覧

▼ 私(日本人側)が準備した書類

・訪問受付証のコピー
・査証発給申請書
・カラー写真 1枚
(3.5×4.5、白背景、6ヶ月以内のもの)
・パスポート 原本
・パスポートのコピー
・外国人配偶者結婚背景陳述書 /
외국인배우자결혼배경진술서
・意思疎通関連書類(TOPIK合格証)
・戸籍謄本
・戸籍附票
・住民票

▼ 旦那さん(韓国人側)が準備した書類

・外国人配偶者招待状 / 외국인배우자초청장
・外国人配偶者招待状の別紙作成書類
・身元保証書 /
신원보증서
・パスポートのコピー
・家族関係証明書(詳細)/
가족관계증명서
・婚姻関係証明書(詳細)/
혼인관계증명서
・基本証明書(詳細)/
기본증명서
・住民登録謄本(情報省略なし)/
주민등록등본
・信用情報照会書 /
신용정보조회서
・所得金額証明書 原本 /
소득금액증명서
・勤労所得の源泉徴収書 /
근로소득의원천징수서
・在職証明書 原本(1ヶ月以内)/
재직증명서
・事業者登録証の写し(過去1年分)/
사업자등록증
・所得立証の書類 例)給与明細書(過去1年分)/
급료명세서
・賃貸契約書のコピー /
임대차계약서사본
・犯罪経歴証明書 /
범죄경력증명서

▼ その他準備した書類

・犯罪経歴証明書及び健康診断書の免除証明書類

- 日本人側が準備する書類

▫️訪問受付証のコピー

東京の領事館に訪問するためには予約が必須です。予約をした際に出てくる訪問受付証を印刷して持参するのを忘れないようにしましょう!
訪問受付証は、韓国領事館の入口で予約したかの確認をされるのでその時に提示するのに必要になります。

予約せずに訪問すると受け付けてもらえないのでご注意を!

▼ 訪問予約方法は下記の記事をご覧ください。

▫️査証発給申請書

領事館のHPからダウンロードできます。

✏️ 査証発給申請書の記入方法
査証発給申請書の用紙に「申請書は韓国語、日本語、英語で作成してください」と書いてあるので、私はごちゃまぜで書きました。

※ 以下の私が作成した記入例の画像に記載した名前や日付、電話番号などはでたらめな内容です。人によって記入内容は多少異なると思うので参考までにしてみてください。

「3. パスポート情報」はパスポートを見ながら記入してください。

「4.1 本国住所」私の場合は本籍の住所を記入しました。

「5. 婚姻事項及び家族事項」は旦那さんの情報を記入します。

「7. 職業」私は申請時に仕事をしていなかったので「Housewife(専業主婦)」と記入しました。

「8.3 入国予定日」は仮の予定日を記入しました。

「8.5 韓国内連絡先」は旦那さんの連絡先を記入しました。

「8.6 過去5年間の韓国訪問歴」私はワーホリ期間中に日本へ一時帰国をしましたが、過去5年間の韓国訪問歴が表の中に書ききれなくなってしまうので、ワーホリはまとめて1行に記入しました。

「8.8 韓国国内滞在家族の有無を記入」は旦那さんが韓国にいるので旦那さんの情報を記入しました。

「8.9 同伴入国家族の有無の記入」は私一人だけで入国をするので「いいえ」です。

「9. 招請情報」は旦那さんの情報を記入しました。

「10.1 訪問経費」は大体の自分の貯金額を記入しました。

「12. 誓約」の記入する日付は申請日なので間違えないようにしてください。

また、申請者の名前を書く隣にサインを書く欄があります。このサインはパスポートの署名と同じサインを必ず記入しましょう。

▫️カラー写真 1枚

サイズは3.5×4.5cm、白背景、6ヶ月以内のものです。


▫️パスポート

パスポートは残存期間6ヶ月以上のものです。

東京以外の領事館ではビザ申請時に預けたと見たのですが、東京の領事館ではパスポートは預けずに申請書を提出した後に返却されました。


▫️パスポートのコピー

顔写真ページを見開きでカラーコピーをして提出しました。


▫️外国人配偶者結婚背景陳述書 / 외국인배우자결혼배경진술서

領事館のHPからダウンロードできます。


▫️意思疎通関連書類

私はTOPIKの合格証を印刷して提出しました。
TOPIK合格証は、TOPIKのサイトから再ダウンロードが可能です。

※ 私の旦那さんはJLPTの試験を受けたことがありませんでしたが、領事館に問い合わせてみたところ意思疎通関連書類はどちらか一方が提出する形でいいとのことでした。

▫️戸籍謄本

筆頭が私で、配偶者に旦那さんの名前が入った戸籍謄本を市役所で取得し、提出しました。

韓国の日本大使館にて日本の婚姻届を提出した際に「日本の戸籍に韓国人配偶者の名前が反映されているか必ず確認する」と言われたのは、この戸籍謄本を取得することで確認ができます。


▫️戸籍附票

私の場合、ワーホリに行く際にすでに海外転出届を提出していたので日本に住民票がありませんでした。
参考にさせていただいたブログに海外転出届を提出済の場合、その領事館の管轄地域か確認するために戸籍附票に記載されている本籍と現住所が韓国であることが確認できる書類が必要とあったので市役所で取得し、提出しました。


▫️住民票

海外転出届を提出していたので日本に住民票がないという証明として一応、住民票の除票を市役所で取得し、提出しました。

戸籍附票に本籍と現住所が韓国と記載されていたので住民票は必要だったのかわかりませんが、私は心配だったので一緒に提出しました。

また、追加で必要と言われたら心配だったので戸籍謄本、戸籍附票、住民票の韓国語翻訳をした書類も作成し一緒に添付して提出しました。
ご参考までに!

- 韓国人側が準備する書類

▫️外国人配偶者招待状 / 외국인배우자초청장

領事館のHPからダウンロードできます。


▫️外国人配偶者招待状の別紙作成書類

外国人配偶者招待状の「2.4 初めて会ったときの経緯」と「2.5 どのように2人の関係を発展させたか」を別紙(A4用紙)に作成しました。

✏️ 別紙作成書類の書き方

この別紙作成書類は韓国人が外国人配偶者を招聘するための書類なので、基本的に旦那さん(韓国人側)の目線で作成しなければなりません。

まず「2.4 初めて会ったときの経緯」は、用紙1枚分に旦那さんと私が出会った経緯を作成しました。

次に「2.5 どのように2人の関係を発展させたか」は、私たちの場合は交際期間が少し長かったので用紙6枚分を作成しました。
特に決まった書き方ははなく、色んな方のブログを参考に私たちは以下のフォーマットで作成しました。人によって異なるフォーマットで作成されているので、私たちのフォーマットも一つの参考例として見ていただけたらと思います。

私たちは各写真の下に日付、場所、写真の説明を書きました。

写真は、初めて出会った時の写真から、友人や家族と一緒に撮った写真、またコロナ時期の会えなかった期間はカカオトークのスクショなどを貼り付けました。

▫️身元保証書 / 신원보증서

領事館のHPからダウンロードできます。


▫️パスポートのコピー

顔写真ページを見開きでカラーコピーをして提出しました。


▫️家族関係証明書(詳細)/ 가족관계증명서

住民センター、または정부24(政府24)から取得できます。
必ず「상세(詳細)」を準備してください。


▫️婚姻関係証明書(詳細)/ 혼인관계증명서

住民センター、または정부24(政府24)から取得できます。
必ず「상세(詳細)」を準備してください。


▫️基本証明書(詳細)/ 기본증명서

住民センター、または정부24(政府24)から取得できます。
必ず「상세(詳細)」を準備してください。


▫️住民登録謄本(情報省略なし)/ 주민등록등본

住民センター、または정부24(政府24)から取得できます。

住民登録謄本は、韓国の婚姻届が受理された後に住民センターにて旦那さんの配偶者欄に私の名前を登録する処理をしてから取得し、提出しました。
※ 住民センターにて登録をすると、旦那さんの名前の下に私(日本人配偶者)の名前が入っているものが取得できます。また登録するには旦那さんと2人で訪問し、旦那の住民登録証と私の外国人登録証ですぐに処理していただけました。

▫️信用情報照会書 / 신용정보조회서

信用情報閲覧サイトにて取得できます。


▫️所得金額証明書 原本 / 소득금액증명서

정부24(政府24)から取得できます。


▫️勤労所得の源泉徴収書 / 근로소득의원천징수서

旦那さんの勤務先で発行していただきました。


▫️在職証明書 原本(1ヶ月以内)/ 재직증명서

旦那さんの勤務先で発行していただきました。

必ず1ヶ月以内のものでないといけないので、ビザの申請予定日から逆算して発行していただきました。


▫️事業者登録証の写し(過去1年分)/ 사업자등록증

旦那さんの勤務先で発行していただきました。


▫️所得立証の書類 例)給与明細書(過去1年分)/ 급료명세서

旦那さんの勤務先で発行していただきました。


▫️賃貸借契約書のコピー / 임대차계약서사본

オフィステルに住んでいたので旦那さん名義の「오피스텔 원세계약서」「부동산(오피스텔) 월세 계약서」をカラーコピーして提出しました。


▫️犯罪経歴証明書 / 범죄경력증명서

私たちは免除対象ではありましたが、旦那さん(韓国人側のみ)の犯罪経歴証明書を提出しないと審査に1ヶ月以上かかるとのことだったので事前に取得し、提出しました。

韓国人側のみ犯罪経歴証明書を提出すると、審査期間は1〜2週間ほどとのことです。

韓国人側の犯罪経歴証明書はネットからすぐに取得することができるので、免除対象の方でも提出されることをおすすめします!

その他準備した書類

犯罪経歴証明書及び健康診断書は、2023年4月から提出書類に追加されました。

しかし、招待人と外国人配偶者の犯罪経歴証明書及び健康診断書の提出免除対象に当てはまっている場合、免除証明書類を追加で提出するとこちらの書類は免除することが可能です。

▼ 免除対象の項目はこちらです。(パパゴで翻訳した内容も一緒に添付しておきます。)

東京領事館 HPより
パパゴ翻訳

私たちの場合は、私がワーホリ(H-1)ビザにて韓国に91日以上滞在しながら旦那さんと交際していたので、2つ目の項目が当てはまるため免除申請をしました。


東京の領事館のHPには免除申請するための提出書類について具体的に記載されていなかったので、東京の領事館にメールにて問い合わせてみたところ…
「本人の韓国で長期滞在した書類を準備してください。(韓国H-1ビザなど)」とあまり具体的な提出書類の内容についての返事をいただけませんでした…。

色々調べていたら、神戸の領事館が丁寧に内容が記載されているという情報を得たので、私は神戸の領事館のHPを参考に書類を作成しました。

▼ 以下は神戸の領事館のHPに記載されていた内容です。

神戸領事館のHPより

②の項目に「提出書類の例:写真(日付あり)、出入国事実証明書、外国人登録事実証明書など交際した事実を立証」と記載されていました。

私はこれらの書類を作成、取得し提出しました。

- 犯罪経歴証明書及び健康診断書の免除証明書類

具体的に作成した内容や、書類の取得方法について下記で詳しく説明します。
また、私が実際に提出した免除証明書類のテンプレートも添付しておきます。

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