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3列目の受け止め方
高瀬さんが自身の配置に対して「悔しい」と感じたことを吐露した。
そう感じるのも当然で、それはそのフォーメーションがまぎれもなく「結果」だからだ。
我々ファンも同様にそれを「結果」として受け止めるべきだ。我々の応援が相対的に足りなかったことに因る「結果」だ。
だが悲観することはない。その「結果」はあくまでも結果に過ぎない。決して運命ではないからだ。
1列目だろうと、2列目だろうと、3列目だろうと、それぞれの位置に大事な役割がある。
MVにおいても、振り付けにおいても、ライブパフォーマンスにおいても、3列目には3列目の役割がある。
全ての位置が、欠かすことのできない楽曲の一端を担っている。
MIHO WATANABEは公式ブログで、7thシングル『僕なんか』で自身の配置された3列目中央をこう記していた。
全員のことが見える位置
とても素敵な場所を頂きました。
(日向坂46渡邉美穂公式ブログ「旅」22.4.3より)
その配置に文句を並べ立てるのは自由だが、その行為は楽曲を、振付師を、MVの監督を、3列目のメンバーを冒涜することに等しい。
MIHO WATANABEの意志が蔑ろにされているようで、残念でならない。
あたしは高瀬さんが3列目に配置されていることに抗議しないし、憤りも感じていない。
あたしが考えるべきことは「運営に文句を言わなきゃ」ではない。
高瀬さんが3列目の位置で任された役割を果たすその姿を見守ることだ。
次のシングル(またはアルバム)でより観衆の目に留まりやすい位置に配置されるよう応援することだ。
高瀬さんのミーグリに積むファンもいる。高瀬さんのイラストを投稿するファンもいる。
高瀬さんにスポットをあてた動画を作るファンもいる。高瀬さんのハッシュタグでトレンドに乗せようとするファンもいる。高瀬さんが出演するラジオにたくさんのメールを送るファンもいる。
それぞれが自分なりのやり方で高瀬さんを応援している。
他のメンバーのファンも、負けじと推しを応援している。彼らを追い抜くには、並大抵の応援ではかなわない。
でも、かなわないからと言ってふてくされるようでは、文句を言うようでは、いつまでも打ち勝つことはできない。
ネガティブキャンペーンをするなとは言わないが、どれほど正論を並べ立てようとあたしはそれに賛同しない。
不平不満にどれほどの熱を込めようが、あたしはそこから一切の情熱を感じられない。
本当に高瀬さんを前列へ導きたいのなら、行動あるのみだ。愛は行動によってしか表わせられない。
行動の伴わない応援に、結果は伴わない。