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視覚の発達に影響を及ぼす原始反射その①

こんにちは。たま子マです。
さあ、今回は具体的な原始反射に入っていきましょう。

原始反射って、70もあるということでしたよね。いっぱいありますが、
ここで見ていきたいのは視覚の発達に影響を及ぼすものです。

①【モロー反射】
まずは代表的なモロー反射から。
モロー反射って、聞いたことある方多いのではないでしょか?

赤ちゃん、寝ていて、ビクッとなることありますよね。あれです。

脅威やや危険察知の警報装置です。

モロー反射は
・妊娠9週目ころから出現
・呼吸の発達に関与している
・生後2~6か月で統合
・誕生後は危険に反応し、動き、音や光、触覚などの変化に対して覚醒させる働きをする

モロー反射が残ると。。
危険に反応するため、動き、音、光、触覚などの変化に敏感に反応します。
例えば
・驚いた時に手が人に当たったり
・小さな物音でもびっくりしたり
・驚かせられるのを嫌がったり
・音や光、痛みへの感覚過敏があったり
・テンション高めでずっと興奮状態に見えたり
・集団行動や愛情を受けることが苦手だったり
などなど。
脳幹レベルの本能(闘争、逃走本能)への感覚過敏が高いため過剰反応から、静かに心を整えるのが苦手でリラックスできない、感情がたかぶりやすいなどの特徴が見られます。

また、モロー反射が活性化していると、ストレスへの対応のため副腎へホルモン分泌の指令で何度もスイッチを入れたりするため、副腎を過剰に働かせすぎて副腎疲労を起こすこともある。

つまり、疲れやすかったりします。

いかがですか?
モロー反射が残っている子は、感覚に敏感で、集中力や、学習および身体機能に大きな影響をうけます。
残っている子、意外と多いですよ。

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