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問題集を裁断してみよう【番外編#1】

中高生のうちにやってて良かったこと。
それは、
「問題集・参考書の裁断」
です。

私自身何冊も裁断していますが、この記事では数学の問題集について取り上げてみようと思います。

数学の問題集にわくわく! でも…

私はずっと数学が大好きで、数学ばかり勉強していました。
中学3年の初めに数学の問題集である4STEPとFocus Gold(以下、FGと呼ぶ。)を学校で配られて、数学好きの私は「たくさん数学学べる!」と喜んでいたのを覚えています。(周りはそこまで喜んでなかったな…)
FGは例題も解説もいっしょになって書かれていたのでとても感動しました。
でも、解くには厚すぎる!!
これまで数学で厚い問題集や参考書を使ったことが無かったため、「たくさん問題を解きたいのに厚いな」というのが正直な感想でした。

お気に入りのFGを裁断した理由

兄に相談したところ、「裁断すればいいじゃん」と軽く言われました。
お気に入りのFGを裁断するのはちょっと抵抗がある。
だけど、長い目で見て
・問題をたくさん解きたい!
・まだ習っていない範囲が多すぎるのにFG1冊を持ち歩くのは嫌!
・大学受験勉強でもFGは使う
と思ったので、裁断することにしました。

(その後中3の夏休みに「FG数1Aを1周する」といった宿題が課せられたため、嬉しさ半分、習ってないところ多すぎ!が4分の1、FGやっぱり厚いなが4分の1の気持ちで毎日取り組んでいました。この時はあまり単元を把握していなかったので、バラバラになるのを避けるためにまだ裁断してません。)

裁断の方法(軽く)

とりあえず、
・FG(裁断したい問題集・参考書)
・カッター版(もしくは要らなくなった大きめのノート)
・カッター
・マスキングテープやホチキス(紙がバラバラにならないようにする・補強のため)
があれば十分です。

私は各章ごとに裁断しました。薄くてペラペラになると思います。
多少時間かかりますが、「いっぱい勉強するぞ!」の気持ちで裁断しましょう!

※カッターを用いる時は周囲を確認して、安全な場所でケガしないように注意してください!
(ある子は途中からカッターを使わずに手で裂いていました。すごすぎる。)

裁断のメリット

実はメリットだらけ。

まず言えるのは
「勉強したい分野だけ持ち運べる」
例えば毎日5題解くとして、そのたびに約1kgのFGを持ち歩くのはとても大変です。
裁断すれば1章につき約100g。解く気も湧いてきます!
そこから派生すると
いつでも解法を確認できる
と言えると思います。
いつでもです。
例えば、歩いている時、電車・バス・車の中で、髪の毛を乾かしている時、朝会が始まる前などです。
英単語を暗記する時と感覚は近いと思います。

また、
勉強する範囲が視覚化できる
という点もメリットと言えます。

ちなみに私は、共通テスト模試の数学の「データの分析」で失点しないように、当日はFGの「データの分析」は必ず持ち歩いていました。
表紙には「共テ前必ず復習!」と書いています笑

裁断のデメリット

これは私が経験したことです。
ある日私が数学の先生にFGのある問題について質問していました。
当然私が持っている物は約100gのFGとペンのみ。
私 「この問題のここが分かりません!」
先生「○○ページ参照って書いているよ。見てみよう。」
想像できると思いますが、この時は「やばい!」と思いました。
こういうことは片手に収まるぐらいしかないので、そんなに問題ありません。
先生もきっと優しく「じゃあ後で確認しといてね」と言ってくれるはずです。

他にデメリットを挙げるとすれば
ある章だけ失くす
とかでしょうか。
これもそんなに聞いたことがないので心配はないと思います。
自分の物とすぐわかるようなマスキングテープを使うのも工夫の一つです。
(私は数1・A・2・B・3の計5種類のマスキングテープを使いました。)

いっぱい書き込む。そして繰り返す。

基本的な問題は記述を含め完答になるように、FGに載っている解説の記述の仕方や式の書き方などに注意して繰り返し解いていました。

そこで、記述を比べて書き漏れがあったならそこをチェックしたり、問題文を式に直せなかったなら対応している問題文と式を同じ色でマーカーしたり、ページの右側に書かれているポイントの中で理解が甘いような箇所を赤でぐるぐるするなどいっぱい書き込みます。

そしてまた繰り返し解いてみる。

解法が頭の中でパッと思いつく、口でスラスラと説明できるレベルになればとても力がついていると思います!

(受験期はFGの解法を紙に書く時間も惜しいので、とにかく頭で瞬時に解法を思いつくトレーニングをしていました。)

まとめ

正直問題集を裁断しなくてもいいんです。
裁断はあくまでも手段です。

本当に大事なのは
何回も繰り返すこと!

だから裁断の方法も簡単にしか書いていません。
「裁断したから急に解けるようになった!」なんて起こりません。
繰り返しが大事です。

陰ながら応援しています。


3回目の記事。いきなり番外編。
次の記事ではちゃんと薬学部で学んだことを書きます!


最後まで読んでいただきありがとうございます。


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