3.スプレッドや占例-基本編②:スリーカード/フォーカード
II、スリーカード(3枚引き)
78枚のタロットカードの内、占いたい事柄について3枚カードを引いて占う手法です。多くは、過去・現在・未来の3つに対応するカードを1枚ずつ引きますが、I、ワンカードに対してニュアンスの細部を吟味したり、詳細を別のカードに伝えてもらうためにカードを何枚か追加で引くやり方としても用いられます(筆者はこの占い方をよくします)。
質問はワンカードのものを使うこともできますし、過去・現在・未来を用いて占う場合は、以下のような問いにも適しています。
①相手との関係はどのようになっていきますか?(スリーカード)
(解説は友情を前提に書きます)
1)過去:愚者
過去は、もしかしたら今まであまり接点のなかったこの人物と急に仲良くなった、などのことがあったかも知れません。お互いに楽観的で、特に責任を伴うような関係性でもなく純粋に交流を楽しめているような感覚があります。今後起こりうる障害や現実的な問題にはやや無関心なようなので、学業などを疎かにしていないかが心配ですが。
2)現在:聖杯/カップの6
現在も子供らしい心での純粋無垢な交流が続いているようです。童心に返ったような無邪気で楽しい間柄でしょう。昔流行った遊びなどを介して仲良くなっているのかもしれません。癒しに満ちたひと時だと言えます。
3)未来:棒/ワンドのナイト逆位置
未来においては、わがままさや自己主張の激しさが原因で喧嘩になったり、意思疎通が以前ほどうまくいかないような状態が訪れてしまうかもしれません。一時的な情熱の低下も暗示されます。愚者も聖杯/カップの6も楽しい交流を暗示するものではあるので、もしかしたら愉快さが高じて自分勝手な側面が出てきてしまったり、あるいは快楽を追求するあまり堕落してしまっている傾向が出るのかもしれません。いずれにせよ今までの純粋さが損なわれているややマイナスの状況と言えるので、原因と対策を探りたいところです。
②この計画はどのように進展していきますか?(スリーカード)
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